庭を整地する際の3STEP!整地が必要な4つのケースからかかる費用まで

お客様

庭の整地ってどうやってするの?

家ともくん

庭の整地には3つのステップがあります!詳しく解説していきますね!

新しく庭を作ったり、現在の庭のデザインを変えたい時には、大抵の場合「整地」が必要になります。整地は非常に重要な工程であり、丁寧に行わないと庭に凹凸ができて見栄えが悪くなってしまいます。

これから庭づくりをする方の中には、費用を抑えるために自分でDIYしようと考えている方もいるでしょう。整地は正しい手順で適切な作業を行えば、DIYすることも可能です。

しかし、適切な施工を行わなければ庭の見栄えが悪くなるだけでなく、さまざまな弊害を生むこともあります。そのため、事前に必要な情報を入手しておくことが重要です。

そこで、本記事では庭の整地をする際の3つのステップや庭の整地が必要なケースについて解説します。おしゃれな庭を実現するために、ぜひ参考にしてください。

この記事で解決できること
  • 庭の整地が必要なケースがわかる
  • 庭の整地の3ステップがわかる
  • 庭の整地をプロに依頼すべきか、自分でやるべきかわかる
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この記事を執筆した人

保有資格:1級建築施工管理技士・1級土木施工管理技士
建設業許可:千葉県知事許可(般・4)第47900号

千葉県に社屋を構える小さな施工店です。規模が小さいからこそできる柔軟な対応力を強みに、お客様の建前ではない本音に耳を傾け、理想を実現することを信条としています。

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目次

そもそも庭の整地ってなに?

庭の整地とは

まず「整地」とは、建築や耕作などの目的に合わせて、土地を平らに整えることです。

家ともくん

簡単にいうと、ボコボコしている地面を平らにして、邪魔な雑草や石などを取り除く作業になります!

「転圧」とも言われており、整地がしっかりできているかどうかで庭の仕上がりが変わるほどの重要な工程です。整地が丁寧に行えていないと、地面がガタつく・凹むといったことが起こり、転倒の危険性があります。

また、水はけが悪くなることもあり、虫が湧いたりカビが生えるといった衛生面での問題が起こる可能性もあります。整地作業は、庭づくりにおいて最も重要な工程であり、丁寧かつ慎重に行うことが大切です。

庭の整地が必要な4つのケース

ここでは、庭の整地が必要なケースを次の4つにまとめて紹介します。

庭の整地が必要なケース

それぞれ以下で詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

芝生や砂利を敷く場合

芝生と砂利

庭に砂利や芝生、レンガなどを敷く場合には、雑草や木の根を取り除いた上で整地作業を行う必要があります。

家ともくん

整地をしないで砂利や芝生、レンガを敷くと地面に凹凸ができ、見栄えが悪くなってしまいます!

また、レンガの場合には地面に凹凸ができると、転倒してケガをする危険性もあるため注意が必要です。庭は普段から通る場所であり、安全性はとくにこだわるようにしましょう。

整地作業は、庭の見栄えを良くして安全性を高めるために必要になります。

ガーデニングをする場合

ガーデニング

庭に花壇を作ったり、ガーデニングをしたいという場合には、植物が育つ土壌にするために整地を行う必要があります。整地して雑草や木の根を取り除くことで、好みのガーデニングが楽しめます。

ガーデニングをしたい場合のポイントは、繁殖力の強い植物を地植えしないことです。

家ともくん

繁殖力の強い植物は、隣の家の敷地に侵入してしまう可能性があるため注意しましょう!

駐車場を作る場合

フェンスと屋根のある駐車場

庭に駐車場を作る場合にも整地が必要です。駐車場に凹凸があると安全面でのリスクがあるため、地面が平らになるように丁寧に整地作業をすることが重要になります。

また、どのようなデザインの駐車場にするかにもよりますが、整地の際には雑草対策を行うのが一般的です。駐車場の整地は範囲が広く、重量のある自動車が乗る部分のため、なるべくプロに依頼することがおすすめです。

以下の記事では駐車場リフォームの費用や流れ、注意点などを網羅的に解説していますので、検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

ウッドデッキや物置を設置する場合

ウッドデッキ

庭にウッドデッキや物置を設置する場合も、土地を平らにする必要があるため整地を行います。

家ともくん

ウッドデッキは人が乗る部分であり、地面に凹凸があると非常に危険です!

物置も地面が平らになっていないと、最悪の場合倒れてくることもあるため、念入りに整地をしなくてはなりません。また、駐車場と同様に雑草対策も必要です。

とくにウッドデッキの下から雑草が生えてくると処理が大変なため、防草シートを用いて対策しておくことが重要です。

庭の整地をする際の3つのステップ

いよいよ、庭の整地をする際の3つのステップを紹介します。

庭の整地をする際の3つのステップ

それぞれのステップについて以下で詳しく解説していきます。

STEP①除草作業

まずは、除草作業を行います。除草作業の際には、あとから生えてくることを防止するためにも雑草の根から除草することが大切です。

家ともくん

除草作業が面倒だと感じる方は、事前に除草剤を撒いておくのがおすすめです!

除草剤は、薬の効果が出るまでに時間がかかるため、2週間ほど前に撒いておくといいでしょう。薬によって雑草がしっかり枯れたら、枯れ草や根の除去を行っていきます。

また、大きめの石など邪魔になりそうなものがあれば、取り除いておきましょう。

STEP②地面を耕す

除草作業が終わったら、整地しやすくするために地面を耕して柔らかくしていきます。地面を耕している際に、雑草や根っこが出てきたら一緒に取り除いておきましょう。

家ともくん

耕す地面の深さとしては、家庭菜園をしたい場合は20〜30cm、芝生や植物を植えたい場合は10〜15cmが目安です!

また、耕している段階で土が少ないと感じた場合には足したり、多すぎる場合には減らすといった作業も必要になります。さらに、天然芝を敷いたり、植物を植えたい場合には、土壌改良剤を使用して土壌改良を行いましょう。

STEP③勾配を意識して地面を固める

地面を耕せたら、プレートや転圧タンパーなどを使用して地面を固めていきます。固める際には、しっかりと平らになっていないと水はけが悪くなるため注意が必要です。

水はけが悪いと虫が湧いたり、カビ・苔が繁殖したりといいことがありません。場合によっては、排水升に向かって緩やかな勾配(こうばい)をつけるようにしましょう。

家ともくん

地面を固められたら、庭の整地は完了です!

庭の整地にかかる費用

家ともくん

庭の整地にかかる費用は、プロに整地のみを依頼した場合は3,000円〜6,000円、DIYの場合は6,500円〜が相場になります!

DIYの場合は、整地に必要な道具を揃える必要があるため、結果的にプロに依頼する費用とあまり変わりません。整地に加えて、芝生や砂利を敷くといった場合には、プロに依頼するよりもDIYの方が安くなります。

しかし、作業時間や施工の難易度を考慮すると、DIYはプロの施工よりも倍以上の時間と労力がかかります。そのため、庭の整地は自分ですべきなのか、プロに依頼すべきなのかを慎重に考えるようにしましょう。

庭の整地は自分ですべき?プロに依頼すべき?

ここでは、庭の整地を自分ですべきなのか、プロに依頼すべきなのか決める際の判断基準を紹介します。

それぞれ詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

庭の整地を自分ですべきケース

庭の整地を自分ですべきケースは、次の3つに当てはまる場合です。

  • 庭のスペースが狭い
  • DIYに必要な道具が揃っている
  • 作業時間がかかったとしても自分で作業するのが好き

庭のスペースが狭い場合には、業者に依頼するよりもDIYした方が効率的な場合があります。また、DIYに必要な道具がすでに揃っていて、庭以外のDIYにも挑戦していきたいという方は、自分でやってみてもいいでしょう。

しかし、庭の整地を自分でする場合には、多くの時間と労力がかかることは考慮しておいてください。

庭の整地に必要な道具

庭の整地を自分でする際に必要な道具は以下の通りです。

スクロールできます
項目詳細
STEP1で必要なもの手袋、カマ、ほうき、チリトリ、カンジキ
STEP2で必要なものクワ、レーキ、サンカクホー、スコップ
STEP3で必要なものジョレン、トンボ、板、プレート

どの道具もホームセンターで簡単に用意できます。また、プレート(転圧機)はホームセンターなどで1日1,000円程度からレンタルが可能です。

プレートがあるだけで作業効率が一気に変わるため、ぜひ使用してみましょう。

庭の整地をプロに依頼すべきケース

庭の整地をプロに依頼すべきケースは、次の3つに当てはまる場合です。

  • 整地する範囲が広い
  • DIYに失敗してやり直したくない
  • 庭の整地以外のDIYをやる予定がない

駐車場のような整地する範囲が広い場合は、DIYするよりもプロに依頼した方が安全面の観点からも安心です。また、DIYしたあと失敗してやり直したくないという方も最初からプロに依頼するのがおすすめです。

整地は想像以上に難しい作業であり、DIY初心者の場合は失敗することも少なくありません。失敗したくない場合には、最初からプロに依頼した方が無駄な時間をかけずに済みます。

さらに、庭の整地以外のDIYをやる予定がない場合は、道具を揃える費用がもったいないためプロに依頼するといいでしょう。

また、千葉県でプロによる施工を検討している方は、有限会社シー・ベイトにお任せください。

20年以上にわたる実績と専門的な知識・確かな技術で、お客様のニーズに合った最適なリフォームをご提案いたします。個人様の邸宅から、公共施設工事まで幅広く対応しているため、お見積もりやご相談を含め、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

本記事の要点まとめ

Q.そもそも庭の整地ってなに?

「整地」とは、建築や耕作などの目的に合わせて、土地を平らに整えることです。詳しくはこちら

Q.庭の整地が必要なケースは?

芝生や砂利を敷く場合やガーデニングをする場合には、整地が必要です。詳しくはこちら

Q.庭の整地はどうやるの?

庭の整地は3つのステップで進めていきます。詳しくはこちら

Q.庭の整地にかかる費用は?

庭の整地にかかる費用は、プロに整地のみを依頼した場合は3,000円〜6,000円、DIYの場合は6,500円〜が相場になります。詳しくはこちら

Q.庭の整地は自分ですべき?プロに依頼すべき?

庭の整地を自分ですべきか、プロに依頼すべきかは状況によって異なります。詳しくはこちら

当メディアでは住まいの悩みを解決する方法を解説しています。ちょっとした悩みでも解説しているので、他の記事も参考にしてみてください。

あなたの助力になりましたら幸いです。

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