家に自転車置き場を作りたいんだけど、どれくらいの寸法にすればいいの?
駐輪場は自転車の幅を60cmで考えるのが一般的です!ただし、注意点もあるので解説していきますね!
家に自転車置き場を作りたいけど寸法やサイズの基準がわからない、といった悩みを抱えている方も少なくないでしょう。自転車置き場は、停める台数や自転車・バイクに合わせた空間づくりをしないと、使い勝手が悪くなってしまうため注意が必要です。
また、サイズを間違えると、雨に濡れて自転車が傷みやすくなってしまいます。そのため、適切な寸法サイズで自転車置き場の設計プランを立てることが重要です。
そこで本記事では、家に自転車置き場を作る際の寸法について解説します。あわせて、自転車置き場を作る際のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 戸建ての自転車置き場に最適な寸法がわかる
- 戸建てに自転車置き場を作る際のポイントがわかる
- 自転車置き場のおすすめ設置方法がわかる
保有資格:1級建築施工管理技士・1級土木施工管理技士
建設業許可:千葉県知事許可(般・4)第47900号
千葉県に社屋を構える小さな施工店です。規模が小さいからこそできる柔軟な対応力を強みに、お客様の建前ではない本音に耳を傾け、理想を実現することを信条としています。
初めての外構工事、何から始めればいいの?
見積もりだけでも相談に乗って欲しい!
庭のリフォームや玄関スロープの設置など、日常で馴染みのない外構工事にこんな悩みを抱えていませんか?
そんなあなたにおすすめなのが有限会社シー・ベイトの無料見積もりです。簡単なメールフォームを入力するだけなので、ぜひお気軽にご相談ください!
戸建ての自転車置き場に最適な寸法は60cm
自転車置き場に最適な寸法は、公共の駐輪場や施設などの設計基準からすると、1台あたり60cmとされています。明確な規定があるわけではありませんが、駅の駐輪場やマンションの設計では60cmで作られるのが一般的です。
そのため、戸建てに自転車置き場を作る場合も、同じように1台あたり60cmを目安に作るのがおすすめです。しかし、あくまで1台あたり60cmというのは自転車を停める場合の目安となります。
自転車置き場に原付やバイクを停めるといった場合には、60cm以上の広さが必要になるため注意しましょう。
自転車のタイプごとの大きさ一覧表
前述したように、自転車置き場に原付やバイクを停めるといった場合には、60cm以上の広さが必要になります。自転車置き場を作った後に広さが足りないということがないように、事前に自転車のタイプごとの大きさを知っておくことが重要です。
自転車のタイプごとの大きさを下の一覧表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
自転車のタイプ | 全長 | 全幅 |
---|---|---|
大人用自転車(20~27インチ) | 160~190cm | 40~57cm |
電動アシスト自転車 | 160~190cm | 40~60cm |
子ども用自転車(14~20インチ) | 100~160cm | 40~57cm |
折りたたみ自転車(折りたたみ時) | 75~85cm | 30~40cm |
原付バイク(50cc) | 170~190cm | 55~75cm |
バイク(250cc) | 200~230cm | 70~92cm |
キックボード (小学校高学年~大人) | 90~130cm | 45~66cm |
サイズは、メーカーや型番などによって異なるため、あくまで目安として参考にしてください。
戸建てに自転車置き場を作る際のポイント
ここからは、戸建てに自転車置き場を作る際のポイントを、2つにまとめて紹介します。
- 子供用のサイズを考慮しない
- サイクルスタンドを活用する
それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
子供用のサイズを考慮しない
戸建てに自転車置き場を作る際には、子供用のサイズを考慮しないことが大切です。なぜなら、子供用のサイズで自転車置き場を作ると、子供が大きくなった時に自転車が入り切らなくなってしまうためです。
子供が小さいうちは問題ありませんが、10年もすれば大きくなって大人用の自転車に乗るようになります!
そのため、自転車置き場を作る際には、大人用も子供用も同じ寸法で換算しましょう。敷地に余裕があれば、なるべく設計基準通りの寸法の確保をおすすめします。
サイクルスタンドを活用する
戸建てに自転車置き場を作る際には、サイクルスタンドを活用することがおすすめです。サイクルスタンドとは、自転車が倒れないようにするためのスタンドのことです。
スーパーや施設の自転車置き場に設置されているものであり、自転車の転倒防止対策になります。また、最初から自転車を停める位置が決まっているため、隣の自転車が邪魔になることがありません。
設置も地面にアンカーで固定するだけであり、比較的簡単にできます。ただし、サイクルスタンドは雨や風を凌げないということに注意が必要です。
自転車置き場のおすすめ設置方法
ここからは、自転車置き場のおすすめ設置方法を紹介していきます。今回紹介するのは、次の5つです。
- 独立した自転車置き場を作る
- 門柱やフェンスの裏に作る
- カーポートを活用する
- ガレージを使う
- サイクルポートを活用する
玄関アプローチに自転車置き場を作る
自転車置き場を作る場所に悩んでいる場合には、玄関アプローチに設置するのがおすすめです。玄関アプローチとは、住まいの門から玄関までの道のことを指します。
住まいの門から玄関までの間に自転車置き場があるため、帰りながらスムーズに自転車を置くことができます。また、玄関アプローチなら敷地面積に余裕があることが多く、台数が増えても柔軟に対応することが可能です。
他にも、玄関アプローチに物置と一体型になった自転車置き場を作るといった方法もあります。
門柱やフェンスの裏に作る
門柱やフェンスの裏に作るというのもおすすめの方法です。玄関アプローチに自転車置き場を設けるのは気が引けるという方には、門柱の後ろやフェンスの裏に自転車置き場を作ってみましょう。
また、門柱やフェンスの裏にサイクルスタンドを設置しておけば、使い勝手も良くできます。ただし、住まいの入り口となる門の近くに自転車を置くため、防犯性はそこまで高くありません。
しっかりと鍵をかけるなどして、防犯対策を念入りにしておく必要があります。
カーポートを活用する
住まいの敷地に自転車置き場を作る余裕がないという場合は、カーポートを活用するのもひとつの方法です。カーポートとは、柱と屋根のみで構成された簡易的な車庫のことです。
比較的低コストで車を雨や雪、夏場の強い日差しから守れるとして人気を集めており、広さによっては自転車も一緒に置くことができます。自転車が雨に濡れないことで故障しにくくなったり、雨の日でも濡れずに自転車の乗り降りができるメリットがあります。
停める車や自転車の台数と大きさに合わせて、カーポートを選んでみましょう。
なお、下の記事ではカーポートの設置にかかる費用や注意点を紹介しているので、あわせて参考にしてください。
ガレージを使う
これからガレージを作る予定がある、すでにガレージがあるという場合は、ガレージに自転車を置くこともひとつの方法です。ガレージに自転車を置くことができれば、雨や紫外線から守ることができます。
また、ガレージは玄関から繋がっているため、雨に濡れずに自転車の乗り降りもできます。これからガレージを作る場合には、事前に車と自転車を停めるスペースを計算してつくるようにしましょう。
他にも、ガレージを自転車置き場として活用する際には、収納を設けておくことがおすすめです。収納を設けておくと、日々使用するヘルメットや雨カッパなどを外で保管でき、使い勝手を良くできます。
サイクルポートを活用する
限られたスペースで自転車置き場を作りたいという場合には、サイクルポートを活用することもおすすめです。サイクルポートとは、屋根と柱で構成される簡易的な自転車用の車庫のことです。
屋根がついているため、雨に濡れることなく自転車を保管でき、紫外線による自転車の劣化も防ぐことができます。また、軒下をうまく活用して玄関ドアからサイクルポートまでの導線を工夫すれば、家から濡れずに自転車に乗り降りすることも可能です。
なお、下の記事では自転車置き場のおすすめのアイデアを紹介しているので、あわせて参考にしてください。
戸建てに自転車置き場を作る際はプロに依頼しよう
戸建てに自転車置き場を作る際はプロに依頼することが大切です。自転車置き場は方法によって自身でDIYで設置できる方法もあります。
しかし、DIYすると施工不良が起きやすく、自転車の故障リスクや安全性への懸念が残ります。そのため、費用はかかりますが、プロに依頼することが賢明です。
千葉県でプロによる施工を検討している方は、有限会社シー・ベイトにお任せください。20年以上にわたる実績と専門的な知識・確かな技術で、お客様のニーズに合った最適なリフォームをご提案いたします。
個人様の邸宅から、公共施設工事まで幅広く対応しており、お見積もりも無料のためお気軽にお問い合わせください。
・見積もりだけでも相談したい
・DIYでやってみたけど上手くできなかった
・外構工事のプロに話を聞いてみたい
そのお悩み、有限会社シー・ベイトにお任せ!外構工事のプロがご対応いたします。あなたのお悩みをメールフォームでお聞かせください。
まとめ
当メディアでは住まいの悩みを解決する方法を解説しています。ちょっとした悩みでも解説しているので、他の記事も参考にしてみてください。
あなたの助力になりましたら幸いです。