自転車置き場に屋根って後付けできるの?
新築時に屋根はいらないと思っていても、後々必要になってくることもありますよね!自転車置き場に屋根の後付けはできるので、詳しく解説しますね!
「自転車が雨に濡れるのが嫌だ」「雨のなか自転車の乗り降りが面倒くさい」など、自転車置き場に屋根がないと不便なことが多くあります。新築時には屋根は不要と思っていても、暮らしていくうちに必要性を感じることもあるでしょう。
自転車置き場に屋根を後付けするならサイクルポートがおすすめです。サイクルポートとは、屋根と柱で構成される簡易的な自転車用の車庫のことです。
設置することで自転車を雨や紫外線から守れるなど、多くのメリットがあります。とはいえ、費用やサイクルポートのメリット・デメリットがわからなければ、設置するか決めきれないという方も多いはず。
そこで本記事では、自転車置き場に屋根(サイクルポート)を後付けする際の費用や注意点を解説します。
- 自転車置き場に屋根(サイクルポート)を後付けする際の費用がわかる
- 自転車置き場に屋根(サイクルポート)を後付けする際の注意点がわかる
- 自転車置き場に屋根(サイクルポート)を後付けする際のメリット・デメリットがわかる
- サイクルポートの設置場所がわかる
保有資格:1級建築施工管理技士・1級土木施工管理技士
建設業許可:千葉県知事許可(般・4)第47900号
千葉県に社屋を構える小さな施工店です。規模が小さいからこそできる柔軟な対応力を強みに、お客様の建前ではない本音に耳を傾け、理想を実現することを信条としています。
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自転車置き場の屋根の後付けならサイクルポート
前述したように、自転車置き場に屋根を後付けするならサイクルポートがおすすめです。サイクルポートとは、屋根と柱で構成される簡易的な自転車用の車庫のことです。
自転車を綺麗に長持ちさせる効果があり、さまざまな種類があります。基本的には業者に依頼して設置しますが、最近では自分でDIYできる組み立てタイプのものも販売されています。サイクルポートは特に次のような方におすすめです。
- 駐輪スペースの近くに木や電線などがあり、鳥がよくとまっている
- 目隠しフェンスなどの設置を検討している
- 自転車やバイクを盗難から守りたい
- 雪が降る地域
- 海の近くの地域
上記に当てはまる方は、サイクルポートの設置を検討してみてください。
サイクルポートの後付けにかかる費用
サイクルポートの後付けにかかる費用相場は、12万〜35万円程度です。費用相場の内訳としては次のようになります。
- 本体価格:8万~30万円
- 施工費用:4万~8万円
一般的に施工費用には、基礎工事や本体の組み立て、残土処理費用などが含まれます。DIYの場合は施工費用がかからないため、その分費用を安く抑えることが可能です。
しかし、DIYをする際には、基礎工事や本体の組み立てが不十分なことによるケガのリスクがあります。サイクルポートが倒れたり、屋根が剥がれたりする危険性があるため注意しましょう。
基本的に、サイクルポートを後付けする際は業者に依頼するのが賢明です。
サイクルポートの種類
ここからは、サイクルポートの種類を紹介します。一般的にサイクルポートには次の3種類があります。
種類 | 費用相場 |
---|---|
サイクルハウスタイプ | 1.5万〜6.5万円 |
ガレージタイプ | 8万〜30万円 |
物置タイプ | 6万〜40万 |
それぞれの特徴を解説するので、どのタイプにするかを選ぶ際の参考にしてください。
サイクルハウスタイプ
サイクルハウスタイプは、テントのようなシートで自転車を包むように収納できるタイプのサイクルポートです。チャックが付いており、収納後は外から自転車が見えない状態にすることができます。
比較的リーズナブルに設置できるため、手軽に利用したいという場合におすすめです。また、サイクルハウスタイプの特徴は、自分で組み立て・設置ができることです。
使わない時は畳んでおけば、家の敷地を無駄にすることがありません!
ただし、耐久力が低いことに注意が必要です。強風で倒れたり破れたりする場合があるため、長期間利用するのには適していません。
ガレージタイプ
ガレージタイプは、自動車用の車庫であるカーポートを小さくしたような形状のサイクルポートです。業者に依頼して設置する必要があり、サイクルハウスタイプよりも高い耐久力を持ちます。
また、屋根が頑丈であることから、強風や雪にも耐えることができます!
ガレージタイプの特徴は、さまざまなデザインの商品があることです。おしゃれなものも多く、住まいのイメージに合ったものを設置することで、インテリアとしても活用できます。
ただし、設置するものによっては横殴りの雨を防げないことに注意が必要です。横殴りの雨を防ぎたい場合にはサイドパネルを設置しましょう。
物置タイプ
物置タイプは、物置のように四方が壁に囲まれているサイクルポートです。壁があるため横殴りの雨から自転車を守ることができます。
耐久力も高く、雪や台風などで壊れる心配がありません!
物置タイプの最大の特徴は、自転車を停めるだけでなく、物置を収納として使えることです。空気入れや他のアウトドア用品を収納したり、ちょっとした趣味部屋にすることもできます。
サイクルポートを後付けするメリット・デメリット
ここからは、サイクルポートを後付けするメリット・デメリットを紹介します。メリット・デメリットを考慮して、サイクルポートが必要かどうか考えてみましょう。
サイクルポートを後付けするメリット
サイクルポートを後付けするメリットとしては、次の3つが挙げられます。
- 雨に濡れずに自転車の乗り降りができる
- 自転車の劣化や汚れを防げる
- 盗難防止になる
サイクルポートを後付けする最大のメリットは、雨に濡れずに自転車の乗り降りができることです。軒下からサイクルポートまでの動線を工夫することで、玄関ドアから濡れずに自転車に乗り降りすることもできます。
また、自転車の劣化や汚れを防げることも大きなメリットです。自転車は直射日光に当たると樹脂やゴムの部分が劣化したり、雨に濡れるとサビやすくなります。
他にも、自転車は鳥のフンや黄砂で汚れやすいものです。サイクルポートがあれば劣化や汚れを防ぐことができ、自転車を長く使い続けることができます。さらに、サイクルポートに自転車を固定すれば盗難防止にもなります。
サイクルポートを後付けするデメリット
サイクルポートを後付けするデメリットとしては、次の3つが挙げられます。
- 場所をとる
- 台風などで屋根が飛ぶことがある
- コストがかかる
サイクルポートは少なくても2〜3台の自転車を停める必要があり、ある程度のスペースが必要になります。そのため、敷地が狭い場合には、サイクルポートが敷地を占領してしまう場合があります。
また、台風などで屋根が飛ぶことがあることもデメリットのひとつです。近隣トラブルを避けるためにも定期的なメンテナンスが必要になります。
他にも、コストがかかることもデメリットといえるでしょう。
サイクルポートを後付けする際の注意点
ここからは、サイクルポートを後付けする際の注意点を3つにまとめて紹介します。
- 停める自転車のタイプや台数を考慮する
- 立地環境や天候を考慮する
- 暖房器具や給湯器の近くに設置しない
それぞれ詳しく解説するので、事前にチェックしておきましょう。
停める自転車のタイプや台数を考慮する
サイクルポートを後付けする際には、停める自転車のタイプや台数を考慮してサイズを選ぶことが大切です。停める自転車に対してサイクルポートが小さいと、自転車の出し入れがしにくくなってしまいます。
そのため、自転車のサイズに対してある程度余裕を持たせてサイクルポートを選ぶようにしましょう。また、将来的に自転車の台数が増えることなども想定しておくことが大切です。
他にも、原付やバイクを停める場合は、サイクルポートのサイズに注意が必要です。
下の記事では、自転車置き場の最適な寸法を解説しているため、あわせて参考にしてください。
立地環境や天候を考慮する
サイクルポートを設置する際は、立地環境や天候を考慮することが非常に重要です。例えば、よく雨が降る地域ではサイクルポートにサイドパネルをつけることで、横殴りの雨から自転車を守ることができます。
また、雪がよく降る地域では積雪対策が必要不可欠です。積雪がある地域では長期間重たい雪に耐えられるように、スチール製の屋根のサイクルポートをおすすめします。
上記のように、立地環境や天候を考慮したうえでサイクルポートの素材や商品を選ぶようにしましょう。
暖房器具や給湯器の近くに設置しない
暖房器具や給湯器の近くにサイクルポートを設置しないことも注意すべきポイントです。なぜなら、熱排気が自転車に当たると、塗装が劣化して剥がれてしまう恐れがあるためです。
また、熱排気がサイクルポートに当たることで耐久性が下がってしまうというリスクもあります。そのため、サイクルポートを設置する際には、慎重に場所を選ぶことが重要です。
サイクルポートの設置場所
最後に、サイクルポートの設置場所の例を3つ紹介します。
- 門扉の裏
- 外壁に取り付ける
- ストックヤード
それぞれ詳しく解説するので、設置場所の参考にしてください。
門扉の裏
住まいに門扉がある場合は、その裏にサイクルポートを設置する方法があります。門扉の裏であれば、庭などのスペースを占領することなく自転車を停めることができます。
また、玄関ドアまでに軒下を伸ばしたり、屋根を設けたりすることで雨に濡れずに自転車を乗り降りすることも可能です。ただし、防犯性に懸念が残るため、盗難対策はしっかりしておく必要があります。
外壁に取り付ける
外壁に取り付けるというのも、ひとつの方法です。サイクルポートのためのスペースが取れないという場合は、壁に直接取り付けることで省スペースで自転車を停めることができます。
また、台風が多い地域では外壁に設置するサイクルポートだと、強風や突風が吹いた場合でも影響を受けにくく安心です。
ストックヤード
裏庭や勝手口まわりにスペースがある場合は、ストックヤードを活用するのもおすすめです。荷物置き場兼自転車置き場という便利なスペースにできます。
ドアや袖のないオープンタイプにすれば、自転車の乗り入れがスムーズにできます。また、千葉県でプロによる施工を検討している方は、有限会社シー・ベイトにお任せください。
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なお、下の記事では自転車置き場を作る際のおすすめの工夫できるアイデアを紹介しているので、あわせて参考にしてください。
まとめ
Q.サイクルポートの後付けにかかる費用は?
サイクルポートの後付けにかかる費用相場は、12万〜35万円程度です。詳しくはこちら。
Q.サイクルポートの種類は?
サイクルポートには、サイクルハウスタイプやガレージタイプ、物置タイプの3つがあります。詳しくはこちら。
Q.サイクルポートを後付けするメリット・デメリットは?
サイクルポートを後付けするメリットは、雨に濡れずに自転車の乗り降りができることです。デメリットは、ある程度のスペースが必要になることです。詳しくはこちら。
Q.サイクルポートを後付けする際の注意点は?
サイクルポートを後付けする際には、停める自転車のタイプや台数、立地環境・天候を考慮することが大切です。詳しくはこちら。
Q.サイクルポートの設置場所どんなところがある?
サイクルポートの設置場所には、門扉の裏や壁に直接取り付けるなどの方法があります。詳しくはこちら。
当メディアでは住まいの悩みを解決する方法を解説しています。ちょっとした悩みでも解説しているので、他の記事も参考にしてみてください。
あなたの助力になりましたら幸いです。