外壁が汚れた時の3つの対処法！汚れる原因や注意点を解説

外壁は、住まいの印象を決める重要な部分です。外壁が汚れていると見栄えが悪くなり、周囲から汚い家という印象を持たれてしまうこともあります。

自分の家が汚いと思われてしまうことは避けたいでしょう。しかし、外壁は適切な対処をしなければ汚れてしまいます。汚れを放置していると住まいの耐久性にも悪影響を与えてしまうため注意が必要です。

そこで本記事では、外壁が汚れる原因や対処法を解説します。あわせて、外壁汚れを掃除する際の注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

外壁が汚れる主な原因

さっそく、外壁汚れの主な原因を見ていきましょう。外壁汚れの原因として挙げられるのは、次の5つです。

• ホコリや排気ガス
• カビ・コケ・藻
• 雨垂れ
• サビ
• 塗料の変色

ホコリや排気ガス

外壁が汚れるのは、ホコリや排気ガスが主な原因のひとつです。外壁は垂直になっていることから、ホコリや排気ガスでは汚れないと考えるかもしれません。

しかし、外壁は細かい凹凸があるため、ホコリや排気ガスが付着し蓄積します。定期的に掃除しないと、蓄積したホコリや排気ガスが変色し黒色や茶色に見えてしまうので注意が必要です。

カビ・コケ・藻

外壁が緑や黄色、黒色に変色している場合は、カビやコケ、藻の繁殖が原因です。カビやコケ、藻は狭い路地のように、日差しが入りづらく湿気の多い場所で発生するという特徴があります。

外壁に生えたカビやコケ、藻は発見次第すぐに対処しないと菌や胞子を餌として繁殖するため、定期的に掃除しなければなりません。また、カビやコケ、藻は頑丈な外壁でも根を張るため、迅速な対処が求められます。

雨垂れ

窓や換気口のしたに、黒い筋で外壁が汚れている場合は、壁に雨が垂れた雨垂れが原因です。綺麗な水を外壁にかけただけでは汚れにはなりませんが、雨に含まれた大気中の油やホコリが付着して黒くなります。

長い間放置してしまうと、色が濃くなりこびりついてしまうため、見つけ次第掃除をしましょう。

サビ

外壁の変色はコケやホコリが一般的ですが、建材の金属が変色し塗料に移ったのも汚れの原因の一つです。金属が腐敗し赤サビや白サビが発生し、サビの色が外壁へと移ってしまいます。

また、外壁に移ってしまうと掃除ができないため、上から塗料を塗って誤魔化す必要があります。サビが原因の外壁の汚れは個人では対処できないため、プロに施工してもらうしかないでしょう。

塗料の変色

外壁が汚れるのは、使われている塗料の変色も原因の一つです。塗料の変色は、主に長期的に紫外線を浴び続けて、色あせてしまったことによって起こります。

毎日みていると外壁が色あせたと判断しづらいですが、長期的に放置すると白く変色（チョーキング）してきます。塗料の変色は、掃除ではどうにもできないため、塗料の塗り替えを検討しましょう。

外壁が汚れている時の対処法

外壁汚れの主な原因について知ったところで、ここからは外壁が汚れている時の対処法を紹介します。外壁が汚れている時の対処法としては次の3つが挙げられます。

• ブラシやスポンジを使う
• 家庭用洗浄機を使う
• 専門業者に依頼する

ブラシやスポンジを使う

外壁の汚れは、軽度のものであればブラシやスポンジなどの道具を使って、簡単に掃除ができます。自分で掃除する際には次のような道具が必要です。

• ブラシorスポンジ
• 外壁用洗剤
• ゴム手袋
• 水道ホース

ただし、ブラシやスポンジを外壁に強く擦り付けてしまうと、傷つけてしまう恐れがあるため注意が必要です。ブラシやスポンジを使って外壁の汚れを除去する手順としては次のとおりです。

1. 外壁をホースで上から水を流す
2. 外壁用洗剤を使いスポンジやブラシで軽くこする
3. 洗剤を洗い流す
4. 自然乾燥させる

あまり汚れていない外壁であれば、食器用洗剤でも代用できます。掃除は大変ですが、簡単に外壁汚れを落とせるので一度お試しください。

家庭用洗浄機を使う

ブラシやスポンジで汚れが落とせなかった場合は、家庭用洗浄機を使ってみるという方法があります。家庭用洗浄機とは、噴射する威力を調整して外壁の汚れを掃除できる機械です。

スポンジやブラシのように外壁を磨かずに綺麗にできるため、手間をかけたくないという方におすすめです。また、ホースのように水を噴射するので、高所の掃除にも適しています。

ただし、噴射威力を間違えると、跳ね返りで服が汚れたり外壁が傷ついたりしてしまいます。家庭用洗浄機を利用する際は、使い方に注意した上で掃除しましょう。

専門業者に依頼する

外壁汚れを自分で掃除できない場合は、専門業者に頼むのも選択肢の一つです。高い場所や汚れが落ちない場合は、危険が伴う作業になるため、専門業者に頼みましょう。

また、外壁の汚れの程度によっては業者でなければ対応できない可能性もあります。業者に依頼する際には、200円〜300円/㎡が相場でかかります。一般的な家庭の場合、1日の作業時間が必要です。

複数業者を比較し、極端に料金が高かったり作業時間が短いと感じる場合は、他の業者に依頼してください。

外壁汚れを掃除する際の注意点

ここからは、外壁汚れを掃除する際の注意点を、3つにまとめて紹介します。

• 外壁を傷つけない
• 天気が良い日に実行する
• 近隣に迷惑にならないようにする

外壁を傷つけない

外壁の汚れを掃除する際は、研磨剤やクレンザーを使うと傷つける原因になるため注意しましょう。少しの傷なら見た目上は問題ありませんが、外壁のひび割れの原因になりかねません。

外壁にひび割れがおこると、外壁が落下する危険性が高まるため、修復するために多額のお金がかかります。必要以上に費用がかからないように、外壁汚れを掃除する際はスポンジやブラシを使用して優しく磨きましょう。

天気が良い日に実行する

外壁の汚れを掃除するのは、天気の良い風のない日に行うのが理想です。なぜなら、雨や風の強い日に掃除すると、ホコリや排気ガスなどが壁に付着し、すぐに汚れてしまうからです。

洗浄後は壁を自然乾燥させる必要があり、晴れて日差しがあたる日の方のが適しています。そのため、外壁の汚れを掃除する際は、雨の日や風が強い日は避けるようにしましょう。

近隣に迷惑にならないようにする

外壁汚れを掃除する際は、できるだけ近隣に迷惑にならないように配慮することが大切です。ホースや家庭用洗浄機を使う際には、通りすがりの人や隣の家に水がかかる恐れがあります。

そのため、洗浄に使った水や家庭用洗浄機の音が近隣の迷惑にならないように、昼間に作業したり周りに配慮することが大切です。

外壁の汚れが再発しないための予防法

ここからは、外壁の汚れが再発しないための予防法を2つにまとめて紹介します。

• 月に掃除する日を決める
• プロに施工を依頼する

月に掃除する日を決める

外壁汚れを予防するためには、定期的に掃除をする日を決めましょう。定期的にホースで水を流したり、スポンジで掃除をするだけで外壁の汚れがつきにくくなります。

目立つような汚れはつきにくくなるため、定期的に汚れを掃除するようにしましょう。

プロに依頼する

外壁汚れをDIYや掃除で対処できなかった場合は、プロに依頼しましょう。家の周りに足場を設置し、高いところまで綺麗にしてくれます。

専門的な知識を必要とせず、自ら危険な行動をする必要もないため、安全に外壁を綺麗にすることが可能です。安全に家を綺麗にしたい方は、プロに施工の依頼をすると良いでしょう。

外壁の汚れに困っているなら外壁塗装もおすすめ

外壁汚れを予防したい方は、プロに目立たない色の塗料に塗り替えてもらいましょう。家が建っている環境によって、外壁の汚れ方が異なるため、種類によって塗料の色を変えてください。

塗料の色が変わると、外壁についた汚れが目立たなくなることで掃除をする頻度は減るでしょう。掃除が面倒という方は、プロに施工を依頼し、外壁の色を変えるのをおすすめします。

なお、千葉県でプロによる施工を検討している方は、有限会社シー・ベイトにお任せください。20年以上にわたる実績と専門的な知識・確かな技術で、お客様のニーズに合った最適なリフォームをご提案いたします。

個人様の邸宅から、公共施設工事まで幅広く対応しており、お見積もりも無料のためお気軽にお問い合わせください。

まとめ

当メディアでは住まいの悩みを解決する方法を解説しています。ちょっとした悩みでも解説しているので、他の記事も参考にしてみてください。

あなたの住まい環境を整えるための手助けになりましたら幸いです。