外壁のひび割れの正しい対処法はありますか?
外壁のひび割れの対処法は原因により異なるので、詳しく解説しますね!
「家の外壁にひび割れを見つけたけれど、どのように対処すればいいの?」と悩む方も少なくないでしょう。放置すると雨漏りやシロアリ被害、家全体の寿命を縮める原因になります。
外壁のひび割れは、住まいの重大な欠陥になる恐れがあるため、早急な対処が必要です。
そこで本記事では、外壁のひび割れの主な原因や対処法を詳しく解説します。修理費用の相場や信頼できる業者の見分け方、見積もり時の注意点なども紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
- 外壁のひび割れのリスクがわかる
- 外壁のひび割れが起こる原因がわかる
- 外壁のひび割れの対処法がわかる
保有資格:1級建築施工管理技士・1級土木施工管理技士
建設業許可:千葉県知事許可(般・4)第47900号
千葉県に社屋を構える小さな施工店です。規模が小さいからこそできる柔軟な対応力を強みに、お客様の建前ではない本音に耳を傾け、理想を実現することを信条としています。
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外壁のひび割れの3つのリスク
外壁のひび割れを放置すると、次のような建物の構造や居住環境に深刻な影響を及ぼします。
- 雨漏りによる建物の腐食やカビの発生
- シロアリ被害の発生
- 家の強度低下による倒壊リスク
外壁のひび割れは早期発見と適切な対策が重要です。
雨漏りによる建物の腐食やカビの発生
外壁のひび割れは、雨漏りを引き起こす原因となります。雨漏りは、外壁のひび割れから雨水や湿気が内部に浸入することで起こります。
防水紙の劣化や構造材の腐食が進行し、建物の耐久性が低下する可能性もあります。湿気の増加でカビが発生しやすくなり、健康に被害を及ぼす恐れがあるため、なるべく早い対処が必要です。
シロアリ被害の発生
外壁のひび割れから雨水が構造体内部に浸透すると、シロアリの発生リスクが高まり、建物の構造を弱める原因となります。木造住宅では深刻な被害が起こる可能性が高く、最悪の場合は倒壊の危険性もあります。
外壁のひび割れを発見した際は、シロアリ被害の可能性も考慮し、専門家による調査と適切な対策を取りましょう。
家の強度低下による倒壊リスク
外壁のひび割れが進行すると、建物全体の強度が低下します。
ひび割れから雨水や空気が建物内部に侵入すると、構造体の腐食を引き起こします。構造体が腐食すると、建物の耐久性や耐震性が低下し、地震や台風などの自然災害時に深刻な被害を受けることがあります。
ひび割れの放置は建物の寿命を縮める要因なので、早期発見と適切な修理が大切です。定期的な点検と専門家による診断を行い、建物の安全性を維持しましょう。
外壁のひび割れが起こる4つの原因
外壁のひび割れが起こる原因は、次の4つが挙げられます。
- 地震による揺れ
- 経年劣化による素材の収縮
- 地盤沈下による歪み
- 施工不良
原因を理解し、適切な対策を講じることで、外壁ひび割れを予防しましょう。
地震による揺れ
地震による揺れは、建物全体に振動が伝わり、外壁ひび割れが起こりやすくなります。外壁ひび割れは、建物の構造安全性に関わる重要な問題です。
そのため、専門家による調査と適切な補修を行うのが大切です。
経年劣化による素材の収縮
外壁は、時間の経過に伴う経年劣化によって乾燥収縮や温度変化による膨張・収縮を繰り返します。素材の膨張・収縮を繰り返すことで、ひび割れが起こります。
また、紫外線や雨風などにより、外壁材料の劣化が加速し、ひび割れのリスクが高まることも多いです。経年劣化による問題を最小限に抑えるには、定期的なメンテナンスと適切な補修が重要です。
地盤沈下による歪み
地盤沈下は、建物全体に不均一な力をかけるため、外壁にひび割れを引き起こす原因になります。地盤の状態が均一でない場合や、建物の重量が偏っている場合は、部分的な沈下が発生し、建物に歪みが起こります。
特に、建物の角や開口部周辺は、ひび割れが発生しやすいです。地盤沈下による外壁ひび割れは、建物の構造全体に影響を及ぼす可能性があるため、専門家による調査と適切な対策が必要です。
施工不良の可能性
施工会社による施工不良も外壁のひび割れが起こる原因のひとつです。外壁の施工不良は多くの場合、塗装時の不適切な施工方法が問題です。
例えば、下塗り塗料が十分に乾燥していない状態で上塗りを行ったりすると、塗膜の密着不良や膨れが発生し、ひび割れにつながります。また、外壁材の取り付け方法や接合部分の処理が不適切な場合も、ひび割れが起こりやすくなります。
施工不良による問題を防ぐには、信頼できる業者の選定と適切な施工管理が重要です。
外壁のひび割れの対処法
外壁ひび割れへの対応方法は、状態や状況によって異なります。小さなひび割れであれば自己修理も可能ですが、大きなひび割れや構造に関わる問題は専門家への依頼が必要です。ここからは、外壁のひび割れが起こった際の対処法を2つ紹介します。
- 自分でできる対処法
- 専門家に依頼する
適切に選択することで、建物の耐久性と安全性の維持につながります。
自分でできる対処法
小規模なひび割れ(幅0.3mm以下、深さ4.0mm以下)の場合、自己修理が可能です。まずは、ホームセンターやネット通販で適切な補修材料を購入し、ひび割れ部分を清掃して埃や油分を除去します。
その後、専用のコーキング材やパテを使用してひび割れを埋めることができます。ただし、ひび割れの幅が1.0mm以上ある場合や、内部への水の浸透が疑われる場合は、自己修理は避けて専門家に相談するのがおすすめです。
自己修理の際は、安全面に十分注意し、高所作業などの危険を伴う場合は必ず専門家に依頼しましょう。
専門家に依頼する
構造クラック(幅0.3mm以上のひび割れ)や基礎、梁、柱など重要な構造部分に近いひび割れの場合は、専門家に依頼するのがおすすめです。専門家はひび割れの原因を診断し、適切な修理方法を提案してくれます。
また、建物全体の構造安全性を評価し、必要に応じて補強工事も行ってくれます。適切な修理を行うことで建物の寿命を延ばし、資産価値を維持することが可能です。
外壁のひび割れの修理にかかる費用相場
外壁ひび割れの修理費用は、ひび割れの状態や修理方法、建物の状況などにより大きく異なります。小規模な修理から大規模な補修まで幅広く相場があるため、修理方法と業者を選びコストを抑えて修理を行いましょう。
下記で、外壁ひび割れ修理の費用相場を記載しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ひび割れの種類 | 工事内容 | 費用相場 |
---|---|---|
シーリング材のひび割れ | シーリングの補修 | 25万円〜50万円 |
サイディングのひび割れ | サイディングの補修 | 20万円〜40万円 |
チョーキング・塗装の剥がれ | 塗装工事 | 80万円〜150万円 |
サイディングの反り | 張り替え工事 | 150万円〜300万円 |
修理方法別の費用比較
外壁ひび割れの修理費用は、修理方法によって大きく異なります。自己修理の場合、小さなひび割れであれば数千円から数万円程度で可能です。
専門業者による修理の場合は、ひび割れの規模や状況に応じて、数万円から数十万円以上の費用がかかることがあります。なかでも、構造的な問題や大規模な補修が必要な場合は、さらに高額になる可能性があります。
また、外壁全体の塗り替えや張り替えが必要になると、数百万円単位の費用がかかる場合もあります。具体的な費用は建物の状況や使用する材料、工事の難易度などによって変動するため、正確な見積もりを取ることが重要です。
修理費用に影響する要因
外壁ひび割れの修理費用に影響を与える要因は次の5つが挙げられます。
- ひび割れの幅と深さ
- 修理が必要な範囲
- 建物の構造や素材
- 修理方法(充填、表面処理、構造補強など)
- 使用する材料の種類と量
また、修理箇所の位置も重要で、高所作業が必要な場合は足場の設置費用が加わり、全体的な費用が増加します。
さらに、外壁材の一部または全体の取り替えが必要な場合は、大幅な費用増加につながるでしょう。地域や時期により施工費用も変わるため、適切な修理計画を立てることが重要です。
外壁のひび割れを修理する際の業者の選び方
外壁のひび割れを修理する際は、適切な業者を選ぶことが非常にです。信頼性のある業者を選ぶことで、長期にわたって安全に暮らせる住まいにできます。
業者選びの際は次の4つを意識しましょう!
- 複数の業者から相見積もりを取る
- 資格や実績を確認する
- 保証内容を確認する
- アフターフォローが充実しているか
業者選びの際は、複数の視点から慎重に評価し、最適な選択をしましょう。
複数の業者から相見積もりを取る
外壁のひび割れを修理するための業者を選ぶ際は、複数の業者から相見積もりを取ることが重要です。一般的には、3社以上から見積もりを取ることがおすすめです。
その際に、修理の範囲や方法、使用する材料などの条件を明確にしてもらいましょう。
また、見積書の内容を詳細に確認し、不明点があれば質問することで、より正確な比較検討ができます。価格だけでなく、修理方法の適切さや業者の信頼性なども総合的に判断し、業者を選びましょう。
資格や実績を確認する
信頼できる業者を選ぶには、業者の資格や実績を細かく確認しましょう。確認するべきポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
- 建設業許可の有無
- 外壁診断士や建築士などの専門資格を持つスタッフの有無
- 過去の修理実績
- 顧客の評価や口コミ
このように、できるだけ多くの情報を整理することで、修理の質と安全性を確保できます。
保証内容を確認する
業者を選ぶ際には、保証内容の確認が非常に重要です。保証期間は一般的に1年〜5年程度が多いですが、業者によって異なります。
次に、保証の範囲を明確にすることが大切です。再び、ひび割れが発生した場合や修理箇所から雨漏りが生じた場合などが保証対象となるか確認しましょう。
また、定期的なメンテナンスが条件となっている場合もあるため、保証適用の条件も確認が必要です。保証内容が明確で充実している業者を選ぶことで長期的な安心感を得られ、将来的なトラブルにも対応できます。
アフターフォローが充実しているか
外壁のひび割れ修理後のアフターフォローは、長期的な建物の維持管理において重要です。まず、定期的な点検サービスの有無を確認しましょう。
多くの信頼できる業者は修理後の定期点検を提供しているため、早期に問題を発見し、大きなトラブルを防ぐことができます。
トラブル発生時のスピードを確認することも重要です。迅速な対応が可能な業者を選ぶことで、問題が大きくなる前に適切な処置を受けられます。施工後の疑問に対して、専門家からアドバイスを受けられる体制が整っているかを確認しましょう。
なお、千葉県でプロによる施工を検討している方は、有限会社シー・ベイトにお任せください。20年以上にわたる実績と専門的な知識・確かな技術で、お客様のニーズに合った最適なリフォームをご提案いたします。
個人様の邸宅から、公共施設工事まで幅広く対応しており、お見積もりも無料のためお気軽にお問い合わせください。
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まとめ
当メディアでは住まいの悩みを解決する方法を解説しています。ちょっとした悩みでも解説しているので、他の記事も参考にしてみてください。
あなたの住まい環境を整えるための手助けになりましたら幸いです。