玄関の外階段リフォームにかかる費用は?安く抑える4つの方法まで

お客様

玄関の外階段のリフォームをしたいんだけど、どのくらいの費用がかかるの?

家ともくん

玄関の外階段リフォームはどんな方法をとるかによって費用が変わります!今回は、玄関の外階段リフォームの方法と費用を詳しく解説していきますね!

玄関の外階段は、雨風にさらされることを想定して丈夫に作られていますが、経年劣化はどうしても避けられないものです。なかには、外階段の劣化が気になっている方も少なくないでしょう。

玄関の外階段は日常的に使用するものであり、劣化を放置しているとケガなどのリスクが高まります。そのため、定期的にメンテナンスを行い、適切な対処をすることが重要です。

とはいえ、外階段のリフォームの方法や費用がわからないという方も多いはず。実際にリフォームの方法が分からず放置してしまう方や、知識がないままリフォームして後悔する方も多くいます。

そこで本記事では、玄関の外階段リフォームの方法と費用を詳しく解説します。あわせて、費用を安く抑える方法やリフォーム時の注意点まで解説するので、ぜひ参考にして下さい。

この記事で解決できること
  • 玄関の外階段リフォームの相場がわかる
  • 玄関の外階段を設置する2つの方法がわかる
  • 玄関の外階段リフォームの費用を安く抑える4つの方法がわかる
  • 玄関の外階段リフォームする際の注意点がわかる
この記事を執筆した人

保有資格:1級建築施工管理技士・1級土木施工管理技士
建設業許可:千葉県知事許可(般・4)第47900号

千葉県に社屋を構える小さな施工店です。規模が小さいからこそできる柔軟な対応力を強みに、お客様の建前ではない本音に耳を傾け、理想を実現することを信条としています。

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目次

玄関の外階段リフォームにかかる費用相場

さっそく、玄関の外階段リフォームにかかる費用相場をみていきましょう。基本的に外階段のリフォームをする際には、次の2つの方法があります。

  • 新設する場合
  • 既存のものをリフォームする場合

新設する場合

外階段を新設する場合の相場は、玄関を増設する工事費とあわせて約100万〜200万円が目安です。また、既製品か住宅に合わせて1から作るものかによって費用が大きく変わってきます。

既製品に比べて、階段を新設する場合は施工期間が長く、費用が高額になりやすいです。

家ともくん

ただ、リフォームする内容によって費用が大きく変わってくるので、新設する際は注意が必要です!

いずれにしても階段下には新たに基礎工事をする必要があるので、その分の期間を考慮してリフォームする必要があります。

既存のものをリフォームする場合

既存のものをリフォームする際は、大きく分けて次の3つの工事が必要となります。

  • 塗装
  • 防水加工
  • 掛け替え

階段の塗り直しだけをする際は、段数や塗料の品質によって金額が変わりますが、約10万円が相場です。塗装に加えてサビ落としも行う場合は、約20万円かかります。

防水加工は、表面に塩ビシートを貼る場合と防水塗装をする場合でそれぞれ費用が異なってきます。どちらの方法を選ぶかによって費用が大きく異なりますが、相場は約20万円〜50万円です。

また、踏み板・部材などの腐食や、バリアフリー対策をする際には掛け替えが必要となります。費用の相場は、約17万円〜20万円です。いずれの工事も、必要に応じて検討することが必要です。

玄関に外階段を設置する2つの方法

これから新築を建てるまたは、住まいのリフォームを行う際に、玄関に外階段を新設したいという方もいるでしょう。そこでここからは、玄関に外階段を設置する方法を2つにまとめて紹介します。

  • 既製品の階段ユニットを取り付ける
  • コンクリートやモルタルなどで住宅に合わせて作る

既製品の階段ユニットを取り付ける

既製品の階段ユニットは、既にデザインができあがっている商品のことです。既製品のため設置するだけで済み、施工が比較的簡単で費用も約110万円前後に抑えられます。

費用を重視してリフォームを考えている人は、鉄骨製の階段がおすすめです。鉄骨製の階段は強度が非常に強く、価格もお手頃です。

家ともくん

ただし、メンテナンスに手間が掛かってしまうことや、上り下りの際に音が響きやすいことに注意が必要になります!

既製品の階段ユニットは、デザインが決まっていて設置するだけの反面、自分でデザインや材質などが指定できません。そのため、設置の際は十分に検討する必要があります。

コンクリートやモルタルなどで住宅に合わせて作る

玄関に外階段を設置するもう一つの方法は、コンクリートやモルタルなどで住宅に合わせて1から作ることです。費用は約200万〜250万円で自分でデザインやサイズを決められるため、住まいのデザインに合わせた使い勝手の良い階段にできます。

また、コンクリートやモルタルなどの素材は、鉄骨の階段と比べてメンテナンスの手間がありません。階段を上り下りする際の音が響かないことも魅力的です。

ただ、自由に作れる反面、既製品の階段ユニットよりも割高になることに注意が必要です。あらかじめ、複数の会社から見積もりを取り、十分に検討する必要があります。

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玄関の外階段リフォームの費用を安く抑える4つの方法

ここからは、玄関の外階段リフォームの費用を安く抑える方法を、4つにまとめて解説します。

  • 複数の業者から見積もりを取る
  • 高齢者住宅改修費用助成制度の活用
  • 信頼できる業者に依頼する
  • 自分で施工する

複数の業者から見積もりを取る

玄関の外階段リフォームをする際は、1社だけではなく少なくとも3社から見積もりを取ることをおすすめします。3社から見積もりを取ることにより、おおよその相場がわかり、比較することができるためです。

その結果、費用を抑えられたり、適正な価格で取引することができます。また、質の高い工事を選ぶことにより多少費用が割高になってしまう傾向がありますが、メンテナンスの頻度を減らすことができます。

ただ、長い目で見ればメンテナンスコストを抑えることができるため、自分が満足できる業者を選ぶことが重要です。複数の業者から相見積もりを取ることに加えて、施工内容も考慮して十分に検討しましょう。

高齢者住宅改修費用助成制度の活用

高齢者住宅改修費用助成制度とは、65歳以上の方で要介護、要介護認定を受けた方が暮らしている住宅を対象に助成金が出る制度です。同居している家族に該当する方がいる場合でも、制度を活用できる可能性があります。

内容としては、工事費用の9割が負担されるというものです。ただし、助成される工事費用の限度は20万円になります。

例えば、工事費用が20万円の場合は、本人の負担が2万円となり、助成費用の上限が18万円となります。この制度を利用する場合は、あらかじめ近くの自治体に確認し、申請を出した上でリフォームをしましょう。

信頼できる業者に依頼する

リフォームを依頼する場合は、外構・エクステリアの施工を得意とする会社への依頼が主流です。そこで、しっかりと信頼できる業者に依頼することが必要となってきます。

業者選びに関しては、リフォームが成功するか否かが左右されるので最も慎重に行いましょう。

具体的には、リフォーム工事の実績があるか、口コミの評価は高いかなど、最終的な判断は自分になります。おすすめの選び方としては、理想とするイメージに近いリフォーム実績がある業者を選ぶことです。

自分で施工する

自分で施工することは、最も費用を抑えられる方法です。ただし、安全面への配慮や時間や労力がかかることを考慮する必要があります。

また、素人では専門的なリフォームができないため、最終的に見たら自分で施工した場合の方が費用がかかってしまう場合があります。自分で施工する際は、十分に注意が必要です。

以上のことを含めた上で、自分で施工する際は専門家のアドバイスを受けながら進めることを強くおすすめします。

玄関の外階段リフォームをおすすめする人

玄関の外階段リフォームをおすすめする人は、次の2つに当てはまるような人です。

  • 経年劣化による塗装の剥がれや鉄骨のサビが生じている場合
  • 家族の高齢化によりリフォームが必要な場合

経年劣化による塗装の剥がれや鉄骨のサビはどうしても避けられません。劣化が表面的なものだけであれば比較的簡単なリフォームで済みますが、内部まで及んでいる場合はリフォームに時間が掛かります。

家ともくん

そのため、定期的なメンテナンスやリフォームをすることが重要です!

また、ご家族の高齢化の場合、階段の上り降りに負担がかかりやすくなることからリフォームをおすすめします。例えば、既存の階段を緩やかな階段に掛け替えたいという理由で、リフォームを検討するケースも少なくありません。

玄関の外階段リフォームをおすすめできない人

玄関の外階段リフォームをおすすめできないのは、自宅の売却を考えている人になります。自宅を売却することが決まっている場合、リフォームにかかった費用の元が取れない可能性が高いためです。

リフォームすることで物件が高くなりやすい傾向はあるものの、リフォーム費用を回収できるほど高く売ることができません。そのため、結果的にはリフォームしない方が高く売れるケースが多いです。

玄関の外階段リフォームをする際の注意点

最後に、玄関の外階段リフォームをする際の注意点を3つまとめて紹介します。

  • 上り下りの負担や騒音を考慮する
  • 希望の施工ができるか
  • 工事期間はどれくらいかかるか

上り下りの負担や騒音を考慮する

玄関の外階段リフォームをする際は、階段の上り下りの負担や騒音を考慮しましょう。階段の上り下りの負担とは、足腰への負担を指します。

例えば、住宅を2世帯住宅にする場合、親世帯が2階に住むと外出時に必ず階段を上り下りしなければなりません。このように年齢を重ねるにつれて、階段の上り下りの考慮は必要なものとなってきます。

また、階段の上り下りの騒音についても考慮が必要です。とくに、外階段を鉄骨製のものにした場合、音が通常よりも響きやすくなります。

しかし、設置の費用を考えると鉄骨製の階段は安いため、騒音を抑えるために踏み面の部分が防音素材の製品を選ぶ方法も一つの手です。

希望の施工ができるか

玄関の外階段リフォームの際は、希望の施工ができるかも注意が必要です。一定の金額以上でなければ施工を承らない業者がいたり、階段の設置状況によって希望の工事ができないといった場合もあります。

例えば、階段の増設や掛け替えの際に階段の幅を広げたい場合、敷地に余裕がないとできません。事前に、建ぺい率や容積率には注意して確認しましょう。

工事期間はどれくらいかかるか

玄関の外階段リフォームをする際は、どのくらい期間がかかるか確認が必要となってきます。

リフォームの内容や規模によって異なりますが、簡易的なリフォームは1日で終わる場合もあります。しかし、外階段の掛け替えや本格的なリフォームをする場合は工期が1週間以上かかる場合もあります。

このような場合には、工事を始める前に工事期間の確認とその間の対策を考えておくことが必要です。工事期間中は、玄関が使えなくなり出入りができなくなる場合なども考えられるので、どのような順路で家まで入るのか確認しておきましょう。

なお、千葉県でプロによる施工を検討している方は、有限会社シー・ベイトにお任せください。20年以上にわたる実績と専門的な知識・確かな技術で、お客様のニーズに合った最適なリフォームをご提案いたします。

個人様の邸宅から、公共施設工事まで幅広く対応しており、お見積もりも無料のためお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

本記事の要点まとめ

Q.玄関の外階段リフォームの相場は?

新設する場合は約100万〜200万円。既存のものリフォームする場合は約47万〜90万円が相場になります。詳しくはこちら

Q.玄関に外階段を設置する方法は?

既製品の階段ユニットを取り付けることや、コンクリートやモルタルなどで住宅に合わせて作る方法があります。詳しくはこちら

Q.玄関の外階段リフォームの費用を安く抑える方法は?

複数の業者から見積もりを取ること、高齢者自宅改修費用助成制度の活用、信頼できる業者に依頼する、自分で施工することが挙げられます。詳しくはこちら

Q.玄関の外階段リフォームする際の注意点とは?

上り下りの負担や騒音の考慮、希望の施工ができるか、工事期間はどれくらいかかるかが挙げられます。詳しくはこちら

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