外壁のヒビは補修すべき?補修の方法や業者選びのポイントも紹介

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外壁のヒビはどうやって補修すればいいの?

家ともくん

外壁のヒビの補修はヒビ割れの状態によって方法が異なります!そのため、状況に合わせた対処法を紹介しますね!

外壁のヒビ割れは、ある程度の築年数が経った住まいでは決して珍しいことではありません。なかには、「補修方法がいまいち分からず、そのままにしている…」という方もいるでしょう。

しかし、外壁のヒビは適切な補修をしないと取り返しのつかないことになる恐れがあります。そのため、ヒビの状況にあった適切な補修方法を取ることが重要です。

そこで本記事では、外壁のヒビの補修方法を詳しく解説します。外壁材別のヒビ割れの補修方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事で解決できること
  • 外壁のヒビ割れの補修方法がわかる
  • 外壁材別のヒビ割れの補修方法がわかる
  • 外壁のヒビ割れを補修する際の業者選びのポイントがわかる
この記事を執筆した人

保有資格:1級建築施工管理技士・1級土木施工管理技士
建設業許可:千葉県知事許可(般・4)第47900号

千葉県に社屋を構える小さな施工店です。規模が小さいからこそできる柔軟な対応力を強みに、お客様の建前ではない本音に耳を傾け、理想を実現することを信条としています。

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目次

外壁のヒビ割れの補修は今すぐすべき?

外壁にヒビ割れが生じたとき「すぐに修理しなくてはいけないの?」という疑問を感じる方もいるでしょう。ただし、外壁のヒビは程度によって今すぐ補修すべきか、様子見して問題ないものなのかが異なります。

ここからは、外壁のヒビ割れの補修が必要なケースとそうでないケースの2つに分けて解説します。

外壁のヒビ割れの補修が不要なケース

外壁のヒビが0.3mm以下であれば、急いで補修する必要はありません。ヘアクラックとも呼ばれており、髪の毛ほどの小さなヒビであることから放置しても水漏れなどのリスクは低いといえます。

ヒビ割れによる外壁塗装は費用がかかるため、コスト面で無理できない状況であれば、経過を見ておく程度で問題ないでしょう。ただし、ヘアクラックは長く放置しておくと進行していき、範囲や規模が大きくなる恐れもあります。

そのため、定期的に経過観察して、ダメージが大きくないかチェックすることが大切です。

0.3mm以上は補修が必要

外壁のヒビ割れで0.3mm以上となると、補修を考える必要があります。なぜなら、0.3mm以上のヒビは建物の構造に影響がでて、下地もダメージを受けている可能性があるためです。

構造に影響がでている場合、外壁の耐久性も低下します。そのため、住まいの安全性を考慮して業者に劣化状況を見てもらうことがおすすめです。

また、1mm以上のヒビが発生している場合には、外壁内部から割れている可能性があります。雨が降ると水が侵入して内部の腐食を引き起こすことも否定できません。

0.3mm以上のヒビ割れは業者に依頼する必要があるため、見つけたらなるべく早く連絡するようにしましょう。

外壁のヒビ割れの補修方法

ここからは、外壁のヒビ割れの補修方法を2つにまとめて解説します。

  • DIYで補修する
  • 業者に依頼する

DIYで補修する

外壁のヒビ割れは、軽いものであればDIYして自分で補修もできます。DIYの際は、必要な素材を購入する必要があります。

シーリング材やセメント粉、マスキングテープ、プライマーなどは修理に必要なため、事前にホームセンターなどで用意しておきましょう。道具が揃ったらまずは、補修するために外壁洗浄をしていきます。

高圧洗浄機があればベストですが、ない場合はホースなどを利用して外壁の汚れをしっかり取り除くことが大切です。その後、ひび割れ周辺をマスキングテープを使用して保護して、プライマーを塗布します。

マスキングテープで保護しないと周辺が汚れてしまうため注意が必要です。そして、シーリング材を充填し、ヘラを使用して均等にヒビに入るように調整していきます。乾いたら補修は完了です。

簡単な補修にはなりますが、最後のシーリング材の調整は初心者だと難しいため、一つひとつの工程を丁寧に行うことが大切です。

業者に依頼する

ひび割れをしっかり補修したいまたは、程度が大きくDIYで作業するのが難しい場合は業者に依頼するのがおすすめです。DIYはあくまで応急処置程度であり、しっかりコーキングしないとすぐにヒビ割れを起こすなどのリスクがあります。

結果的に、手間と費用がかかってしまう可能性があります。その点、業者は外壁の素材やヒビの程度によって適切な対応方法を施してくれるため安心です。また、業者の場合は補修後も保証があり、万が一何かトラブルがあった時も迅速に対応してもらえるでしょう。

さらに、定期的なアフターフォローにより検診を受けることも可能です。費用面が人によってはネックになりますが、業者に依頼してしっかり補修してもらうのがおすすめです。

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外壁材別のヒビ割れの補修方法

外壁のひび割れは、外壁材によっても補修方法が異なります。そこでここからは、外壁材別のヒビ割れの補修方法を4つに分けて紹介します。

  • 窯業系サイディング
  • ALC壁
  • モルタルやコンクリート壁
  • タイル壁

窯業系サイディング

窯業系サイディングは見た目がおしゃれであり、多くの住宅で採用されている外壁材です。外観だけでなくヒビ割れにも強い特徴がありますが、経年劣化などによってダメージを受け、亀裂が生じるケースもあります。

例えば、ビス周辺は地震などの揺れによってヒビが入ることもあります。ヒビ割れの幅が小さい場合は、自分でシーリング材を埋めこむ程度の対応で補修可能です。

ただし、ヒビ割れが多発していたり、サイディングが弱くなっている場合は、業者に依頼して必要な補修工事をしましょう。

ALC壁

ALC壁は「軽量気泡コンクリート」と呼ばれており、外壁材の中でも高機能な素材です。水に浮くほど軽量ながら耐震性があり、断熱効果も高いことが特徴です。

ALC壁を採用している家庭は多くありますが、気泡が無数にあることから脆く、ヒビ割れが起きやすいといえます。

軽度なヒビ割れの場合は、DIYでの修理が可能です。しかし、構造クラックのような0.3mm以上のヒビ割れはUカットシーリング工法などが必要であり、業者に依頼しなくてはいけません。

状況によっては築年数が経過していなくても補修が必要なケースもあるため、定期的に劣化状況を観察しておきましょう。

モルタルやコンクリート壁

モルタル系の外壁材は、耐久性が高いことが特徴の素材です。ただし、モルタルやコンクリートの外壁は、経年劣化によって開口部周辺や外壁面、窓・ドア周り、シーリング材などにヒビが生じます。

それぞれのヒビが軽度であれば、自分でシーリング材を塗布して補修が可能です。しかし、ヒビが大きい場合はUカットシーリング工法などが必要であり、業者に依頼する必要があります。

耐久性が高くても10年が経過するとヒビ割れが発生するケースもあるため、頃合いを見てチェックするようにしましょう。

タイル壁

タイル壁は費用は高いものの、他の外壁材と比較して耐久性が高く、日差しや雨にも強い素材です。ただし、劣化に強いタイル壁でも年数が経過すると、コンクリート壁やシーリング材などにヒビ割れが発生するケースもあります。

タイルの場合は、目地周辺でもモルタルを補充する方法やUカットシーリング工法、タイル張り替えなどが必要であり業者への依頼が必須です。劣化に強くても10年経過するとヒビが発生する可能性があるので、定期的にチェックしておきましょう。

外壁のヒビ割れを補修する業者選びのポイント

外壁のヒビは専門の業者に依頼するのが最善の方法です。しかし、すべての業者が良いわけではなく、中には悪徳業者や詐欺まがいのケースもあります。

そこでここからは、外壁のヒビ割れを補修する際の業者選びのポイントを5つにまとめて紹介します。

  • 専門スタッフがいるか
  • 保証が備わっているか
  • 実績や評判は良いか
  • 見積もりの提示は分かりやすいか
  • 火災保険が適用できるかチェック

専門スタッフがいるか

外壁材のヒビ割れを補修してもらう際は、専門資格を持っているスタッフに診断してもらうことがおすすめです。ヒビ割れの判断は経験や知識がないと、曖昧な補修により亀裂が悪化したり、補修後すぐにヒビが入ることがあります。

再度補修が必要になると手間も費用もかかるため、業者に専門のスタッフがいるかなどを依頼前に情報収集しておくことが重要です。また、業者によっては専門資格を持つ職人が在籍していても、診断は別のスタッフに行わせるケースもあります。

そのため、依頼する際はスタッフを指名するなど、専門家に状態を診断してもらうようにしましょう。

保証が備わっているか

業者に依頼する際は、工事保証やアフターフォローが備わっているのかもチェックすべきです。外壁材のひび割れ補修は優良業者であれば保証が備わっています。

業者によって保証内容は異なりますが、同じ部分に再度ヒビが入った場合なら無料で対応してもらえます。また、補修後も半年に1度ほど検診に来てもらうことも可能です。

保証の内容が充実しているほど、依頼後の安心感は違います。ホームページからでも内容をチェックできますが、詳しく記載されていないケースもあるので、電話や対面で質問しておくのが賢明です。

分からない場合は契約する前にどんな保証があるのかを業者側から説明してもらうようにしましょう。

実績や評判は良いか

業者を選定するときは、実績や評判についてもチェックしておくのが重要です。外壁のヒビ割れについて業者のホームページにアクセスすると、実際の施工の写真や何件補修をしたことがあるのか把握できます。

実績数が多いほど施工経験もあり、知識やスキルも高いことがわかるため、依頼前に把握しておくのがおすすめです。

また、実際の利用者の口コミも確認しておくと、満足度についても把握できます。ホームページ上では業者側もスキルやメリットについて宣伝しますが、本当に利用者が満足しているのか分かりません。

業者側でも「お客様の声」などで宣伝していますが、専門の口コミサイトで見た方がリアルな評価が確認できます。実績や評判が良いと、それだけ信頼性も高いのでチェックしてください。

見積もりの提示は分かりやすいか

業者を選ぶときは、見積もりの内容が分かりやすいのか確認することが大切です。見積もりには作業内容と材料、金額が書かれていますが、詳細については業者ごとに変わります。

例えば、見積もりに「〜一式」と書かれている場合、詳細について把握できないので依頼は避けておくのがおすすめです。また、見積もりが複雑で把握できない場合も、後になって追加料金を請求されるケースもあることから辞めておくのが賢明です。

材料や金額は専門的な部分もありますが、丁寧に理解できるように説明してくれるなら優良業者と判断できます。ヒアリングの際にスタッフの反応を見ておくようにしましょう。

火災保険が使用できるかチェック

外壁のヒビ割れは、火災保険の適用ができるケースもあります。ただし、条件としては突発的な自然災害の被害と認められた場合のみです。

例えば、台風によって物が飛ばされてヒビ割れが起きた場合、火災保険で全額補償してもらえる可能性があります。また、積雪や大雨などの被害でも適用されるケースがあるため、タイミングが合えば利用可能です。

ただし、火災保険による自然災害での適用はオプションになっているケースが多い傾向にあります。そのため、契約していなければ利用できません。

他にも、補修費用が免責金額を超えるなどの条件をクリアしていなくてはならない場合もあります。業者によっては火災保険の適用に強い業者もあるため、一度相談してみるのもおすすめです。

なお、千葉県でプロによる施工を検討している方は、有限会社シー・ベイトにお任せください。20年以上にわたる実績と専門的な知識・確かな技術で、お客様のニーズに合った最適なリフォームをご提案いたします。

個人様の邸宅から、公共施設工事まで幅広く対応しており、お見積もりも無料のためお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

本記事の要点まとめ

Q.外壁のヒビ割れの補修は今すぐすべき?

外壁のヒビ割れの補修をすべきタイミングは、ヒビの状況によって異なります。詳しくはこちら

Q.外壁のヒビ割れの補修方法は?

外壁のヒビ割れの補修方法は、自分でDIYすることや業者に依頼する方法があります。詳しくはこちら

Q.外壁材別のヒビ割れの補修方法は?

外壁材によってヒビ割れの補修方法は異なります。詳しくはこちら

Q.外壁のヒビ割れを補修する際の業者選びのポイントは?

外壁のヒビ割れを補修する際の業者選びのポイントは、専門スタッフがいるかや保証が備わっているかなどを確認しておくことが大切です。詳しくはこちら

当メディアでは住まいの悩みを解決する方法を解説しています。ちょっとした悩みでも解説しているので、他の記事も参考にしてみてください。

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