庭リフォームの際に使える5つの補助金!申請手続きの流れを5STEPで解説

お客様

庭のリフォームで補助金が使えるって本当?

家ともくん

本当です!ブロックの撤去やフェンスの新設を始め、様々な工事に
補助金が活用できます。

庭リフォームを検討している方におすすめしたいのが、補助金の活用。賢く申請ができれば、最大10万円単位で節約が可能です。

しかし、この記事を訪れた方の中には

「どんな工事に使えるの?」
「申請の流れや依頼場所がわからない…」

と疑問に思っている方も多いはず。

そこで本記事では、補助金を活用できるリフォーム工事内容から申請手続きの流れを5つのSTEPに分けて解説していきます。庭リフォームを検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

この記事で解決できること
  • 庭リフォーム時に活用できる補助金の種類がわかる
  • 補助金の申請手順や申請方法がわかる
お客様

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この記事を執筆した人

保有資格:1級建築施工管理技士・1級土木施工管理技士
建設業許可:千葉県知事許可(般・4)第47900号

葉県に社屋を構える小さな施工店です。規模が小さいからこそできる柔軟な対応力を強みに、お客様の建前ではない本音に耳を傾け、理想を実現することを信条としています。

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目次

補助金を利用しないと10万単位で損をする!?

そもそも庭リフォームの際の補助金とは、リフォームや改修工事にかかる費用を地方自治体が一部補助してくれる制度です。

庭リフォームの補助金は対象者であれば誰でも活用でき、工事内容によっては最大10万円の節約が可能です。

もちろん、補助金を受けるためには条件や手続きが必要であり、応募に時間と労力がかかることもあります。また、補助金の受給額は限られている場合もあるため、完全に全額補助されるわけではありません。

そのため、リフォームの費用や工事を完了させたい期間などを考慮して効果的に活用していきましょう。

以下の記事では庭リフォームでかかる費用を詳しくまとめていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

補助金を活用できるリフォーム工事内容とは?

では、補助金を活用できる工事内容にはどのようなものがあるのでしょうか。

各地方自治体によって内容は多少異なりますが、ここでは代表的な以下5つの内容を紹介していきます。

  1. バリアフリー化
  2. 生垣の設置
  3. 雨水タンクの設置
  4. 屋上・壁の緑面化
  5. ブロック撤去やフェンス新設

一つずつ見ていきましょう。

バリアフリー化

1つ目の補助金対象工事は『バリアフリー化』です。バリアフリー化とは、高齢者や障害を持つ人にとって利用しやすい状況を整えることを指します。

庭にスロープや手すりを設置したり段差を解消することで、車椅子や歩行器を利用する人も安心して庭を利用できるようになります。

こちらの補助金はほとんどの自治体で活用でき、所得により工事の自己負担額を1〜3割で抑えることが可能です。

要支援・要介護状態区分は問わず1人につき20万円までが対象になるので、気になる方はお住まいの自治体で『〇〇市 バリアフリー化』と検索してみましょう。

生垣の設置

2つ目の補助金対象工事は『生垣の設置』です。

生垣は近隣住民の目を遮り、外部からの侵入や視線を防げるだけでなく、風通しや日照を確保しながら、美しく自然な庭を実現してくれます。

補助金を利用することで、生垣の購入や植栽、設置などにかかる費用を一部補填でき、簡単に庭のプライバシーやセキュリティを向上させられるため、非常におすすめです。

こちらも自治体によって補助金の額は多少異なりますが、1㎡あたり2000円〜4000円ほどの補助金が相場なようです。

雨水タンクの設置

3つ目の補助金対象工事は『雨水タンクの設置』です。

雨水タンクの設置により、雨水を集めて再利用することができるため、節水効果が期待できます。また、雨水を利用することで水道代の節約にもつながります。

上記の理由から雨水タンクは、環境への負荷を軽減するとして多くの自治体で補助金の対象となっています。

屋上・壁の緑面化

4つ目の補助金対象工事は『屋上・壁の緑面化』です。

屋上・壁の緑面化とは、庭をさらに美しく魅せるために取り組まれるリフォーム工事を指します。

例えば、屋上に花壇やパーゴラを設置し壁にはツル植物やクライミングローズを植え付けるなどして、都市部でも自然を感じられる空間が実現可能です。

こちらの補助金は対象となる建物の大きさによって費用が決まる場合が多く、相場としては1㎡あたり1万円〜10万円ほどです。

場合によっては100万円単位で補助金が活用できる場合もありますので、気になる方はぜひお住まいの自治体の公式HPをチェックしてみてくださいね。

ブロック撤去やフェンス新設

5つ目の補助金対象工事は『ブロック撤去やフェンス新設』です。

庭のレイアウトや景観を変えるためにブロックを撤去したり、プライバシーを確保するためにフェンスを新たに設置したりする際に補助金が活用できます。

平成30年に発生した大阪北部地震では、ブロック塀が倒壊して死者が発生する事故が起きました。

上記の事件から危険なブロック塀に対する認識が高まったため、多くの自治体が倒壊を防止するための補助金制度を実施するようになっています。
こちらも補助金の額は自治体によって異なりますが、1㎡あたり2万円(上限50万円)が相場となっているようです。

補助金を利用するための5つのステップ

補助金の対象となるリフォーム工事内容を理解したところで、ここからは補助金を利用するための具体的な以下5つのSTEPを見ていきましょう。

一つずつ見ていきましょう。

STEP1:補助金の種類を確認する

まずは、活用できる補助金の種類を確認しましょう。

補助金は、地域によって異なる場合がありますので、自分の居住地の自治体や関連機関のHPで詳細を確認する必要があります。

HPに記載のある情報だけでイメージができない場合には、役所窓口で直接聞いてみるのも良いでしょう。

STEP2:申請資格の確認と条件の把握

次に、申請資格と条件を把握しましょう。

申請資格は、地域や家庭の収入、リフォーム内容によって異なる場合があり、補助金を受けるためには、これらの条件を全てクリアする必要があります。

補助金の受給後は使い道に制限がある場合もありますので、事前に調べておきましょう。

STEP3:申請書類の準備

次に、申請書類の準備です。まずはHPから必要な申請書類や添付書類のリストを確認し、必要なものを用意しましょう。

申請書類は、基本的な個人情報やリフォーム工事内容の詳細などが求められます。また、提出方法についても確認しておきましょう。

郵送やオンライン申請など、方法は補助金の種類によって異なる場合もあります。提出期限にも注意し、必要な書類をきちんと提出しましょう。

STEP4:審査と補助金の受給手続き

申請書類を提出後、審査を行います。審査が通れば、補助金の受給手続きが行われ補助金の利用手続きは完了です。

手続きの内容によっては、追加の書類や手続きが必要になる場合もありますので、注意が必要です。

まとめ

今回はお客様によく相談のいただく『庭リフォームの際に申請できる補助金』について解説してきました。

改めて、申請できる補助金は以下の5つになります。

  1. バリアフリー化
  2. 生垣の設置
  3. 雨水タンクの設置
  4. 屋上・壁の緑面化
  5. ブロック撤去やフェンス新設

補助金は賢く活用ができれば、複数万円単位で費用を削減できます。そのため、本記事を何度も読み返し、参考にしてみてください。

本記事があなたの人生の助力になれば幸いです。

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