玄関アプローチに階段を作る際に高さや幅はどうすべきなの?
玄関アプローチの階段の高さや幅について、実際の事例なども踏まえながら詳しく解説していきますね!
玄関アプローチに階段を作ろうとしている方の中には、どのようなデザインにすべきか悩んでいる方も少なくないでしょう。階段の高さや幅、どのような素材を使用するかによって、印象が大きく異なるため、階段のデザインは慎重に考える必要があります。
また、毎日使うことを考慮すると、階段の機能性も追求していかなくてはなりません。とはいっても、玄関アプローチの階段について右も左も分からないという方がほとんどのはず。
そこで本記事では、おしゃれな玄関アプローチの階段の事例や、つくる際のよくある疑問点について詳しく解説していきます。これから玄関アプローチに階段をつくる方は、ぜひ参考にしてください。
- おしゃれな玄関アプローチの階段の事例
- 玄関アプローチに階段を作る際の疑問点がわかる
保有資格:1級建築施工管理技士・1級土木施工管理技士
建設業許可:千葉県知事許可(般・4)第47900号
千葉県に社屋を構える小さな施工店です。規模が小さいからこそできる柔軟な対応力を強みに、お客様の建前ではない本音に耳を傾け、理想を実現することを信条としています。
おしゃれな玄関アプローチの階段の事例5選
さっそく、おしゃれな玄関アプローチの階段の事例をみていきましょう。今回紹介するのは以下の5つの事例です。
それぞれについて以下で詳しく解説していきます。
玄関アプローチの階段がアクセントになっている住まい
「こちらの事例は、コンクリートの階段の無機質な質感が、グレーの外壁のアクセントとして機能しています!」
コンクリートを素材として使うことで、住まい全体にスタイリッシュな雰囲気を演出できます。また、植栽を合わせることで、無機質なデザインに柔らかい印象を持たせられるため、よりおしゃれな玄関アプローチにすることが可能です。
曲線がおしゃれな住まい
「こちらの事例は、階段をあえて曲線にすることでデザイン性を高めています!」
階段を曲線にすることで、奥行きを演出できます。建物がより立体的になり、外観のデザイン性を向上させることが可能です。
また、芝生や植栽など、緑の中に階段を設けることで、自然を感じるナチュラルテイストな雰囲気を住まいに持たせられます。
プライバシーを意識した住まい
「こちらの事例は、階段をあえて玄関ドアと一直線にしないことで、外からの視線を遮れるように工夫しています!」
玄関アプローチがドアに向かって一直線にあると、ドアを開けた際に家の中が見えてしまいます。そのため、階段の向きを工夫することで視線を遮り、プライバシーの確保が可能です。
安全性を考慮した住まい
「こちらの事例は、階段に柵や手すりを設置することで安全性を高めています!」
玄関アプローチに階段を作ることは、お子さんの道路への飛び出しを防ぐ効果があります。特に住まいと道路が近い場合には、階段がないと飛び出しによる事故のリスクが高まるため注意が必要です。
プライバシーとデザイン性を兼ね備えた住まい
「こちらの事例は、階段とスロープをどちらも作り、将来のことを考えた設計にしています!」
玄関アプローチに階段を設けるということは、必然的に家を建てる場所も高くなります。家の位置が高くなれば、外からの視線を遮ることにつながり、プライバシーの確保が可能です。
また、こちらの事例では、植栽を目隠しに利用しながら、住まい全体のデザイン性も高めています。
玄関アプローチに階段をつくる際のよくある疑問点
おしゃれな玄関アプローチの階段の事例を見たところで、続いては、玄関アプローチに階段をつくる際のよくある疑問点を解説していきます。よくある疑問点として紹介するのは以下の3つです。
以下でそれぞれ解説するため、ぜひ参考にしてください。
階段の高さや幅はどうすべき?
「玄関アプローチの階段は、高さは150mm以下、横幅は最低でも80cm以上が望ましいとされています!また、足を乗せる面である踏み台は300mm以上を意識しましょう!」
玄関アプローチに階段を作る際には、安全性を高めるために、適切な寸法の階段にすることが何より重要です。特に小さなお子さんや高齢の方がいる場合には、ケガのリスクがあります。
階段の高さや奥行き、横幅は慎重に決めましょう。先ほど、横幅は80cm以上が望ましいとしましたが、大人と子供が並んだり、すれ違うことを考慮すると120cm程あると安心です。
また、階段の段数が多くなりそうな場合は、踊り場を設けることがおすすめです。
階段に使用する素材のおすすめは?
「階段に使用する素材は、雨や雪の際にも滑らないような素材がおすすめです!」
具体的には、天然石やインターロッキングなどを使用すると良いでしょう。天然石を使用する際は、表面に凹凸があるタイプにすると、より安心です。
インターロッキングとは、コンクリートを互いにかみ合うようにして、レンガ調に組み合わせた舗装方法のことを指します。水はけの良さと強度に優れており、公共の場でもよく使用されている素材です。
インターロッキングは、色やサイズのバリエーションが豊富なため、デザイン性も高められます。
階段のデザイン以外に気をつけるべきことは?
「階段のデザイン以外に気をつけるべきことは、必要に応じて手すりや照明、屋根をつけることです!」
小さなお子さんや高齢の方がいる場合には、手すりを設けることで階段の上り下りが非常に楽になります。また、暗いところで階段の上り下りは危険なため、必要に応じて照明を設置すると良いでしょう。
最近では、照明の種類も増えており、階段を照らしてくれるだけでなく、住まい全体のデザイン性も高められます。また、階段の近くに駐車場がある場合、屋根を設けることもおすすめです。
屋根を設けることで、雨の日でも濡れずに玄関まで行けます。
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玄関アプローチに階段をつくるメリット・デメリット
ここでは、玄関アプローチに階段をつくるメリット・デメリットをみていきましょう。玄関アプローチに階段をつくるか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
玄関アプローチに階段をつくるメリット
「玄関アプローチに階段をつくるメリットとして挙げられるのは、以下の3つです!」
- 外観がおしゃれになる
- 安全性が高められる
- 水害に強い
まず、玄関アプローチに階段を設けることで奥行きが感じられ、華やかでおしゃれな雰囲気を演出できます。素材や色、柄を工夫すれば、住まいの外観のアクセントとしても利用可能です。
また、階段をつくることで、子供の飛び出しを防いだり、外からの視線を遮られるなど、安全性を高められることも大きなメリットです。住まいが道路に面している場合には、階段を設けた方が安全でしょう。
他にも、玄関アプローチに階段を設置するということは、必然的に住まいの位置も高くなるため、水害の際に安心です。最近では、異常気象が増加傾向にあることから、海抜の低い地域や浸水の危険性がある地域の場合には、階段はあった方が良いでしょう。
玄関アプローチに階段をつくるデメリット
「玄関アプローチに階段をつくるデメリットとして挙げられるのは、以下の2つです!」
- 上り下りが大変
- 手入れが大変
玄関アプローチに階段を設けることは多くのメリットがありますが、やはり上り下りが大変というデメリットもあります。高さは150mm以下、横幅は80cm以上、踏み台は300mm以上という基準はあるものの、それぞれの家庭に合わせた設計が重要です。
必要な場合には、スロープを設置するのが効果的な場合もあります。また、階段をつくった場合、階段がない玄関アプローチと比べて、手入れが大変なこともデメリットのひとつです。
階段の素材や柄によって手入れのしやすさも変わってくるため、手入れのことも考えて素材を選ぶようにしましょう。
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まとめ
当メディアでは住まいの悩みを解決する方法を解説しています。ちょっとした悩みでも解説しているので、他の記事も参考にしてみてください。
あなたの助力になりましたら幸いです。