玄関スロープを導入しようにも費用がかかりすぎちゃって…
簡易的にスロープを使っていこうと思ったけど駄目なの?
簡易的な玄関スロープを否定したいわけではありません。
しかし、「単に費用がかからないから」という理由だけでは、簡易的な玄関スロープを導入するのはおすすめしないです。
今回は、なぜ簡易的な玄関スロープをおすすめしないのか解説していきます。おすすめしていない理由だけでなく、導入をやむを得ない状況の方におすすめできる玄関スロープも解説しているので、参考にしてくださいね。
- 簡易的なスロープを使用しないほうがいい理由がわかる
- 簡易的な玄関スロープのリスクがわかる
- 使用しなければならない方でもおすすめの簡易的な玄関スロープがわかる
初めての外構工事、何から始めればいいの?
見積もりだけでも相談に乗って欲しい!
庭のリフォームや玄関スロープの設置など、日常で馴染みのない外構工事にこんな悩みを抱えていませんか?
そんなあなたにおすすめなのが有限会社シー・ベイトの無料見積もりです。簡単なメールフォームを入力するだけなので、ぜひお気軽にご相談ください!
また、玄関スロープの施工例に関しては以下の記事で詳しく解説していますので、あなたが理想とするデザイン探しにご活用ください。
保有資格:1級建築施工管理技士・1級土木施工管理技士
建設業許可:千葉県知事許可(般・4)第47900号
葉県に社屋を構える小さな施工店です。規模が小さいからこそできる柔軟な対応力を強みに、お客様の建前ではない本音に耳を傾け、理想を実現することを信条としています。
簡易的な玄関スロープをおすすめできない3つの理由
玄関前などの段差を解消するために、簡易的な玄関スロープを購入する方は少なくありません。簡単に段差が解消できることから、多くの方が購入を検討していることでしょう。
しかし、簡易的な玄関スロープは、おすすめしていません。ここでは、簡易的な玄関スロープがおすすめできない理由を解説していくので、購入を検討されている方は購入前に確認してください。
おすすめできない理由は以下の3つです。
大事なポイントなので、それぞれ詳しく解説していきます。
耐久性や安全性に不安がある
現在、楽天市場やAMAZONなどで簡単に購入できる簡易的な玄関スロープですが、日常的に使うための耐久性や安全性が担保されているわけではありません。使用者の体重や車椅子の重量によっては、耐えられない可能性があり、転倒やケガのリスクが高まります。
満足に耐久性が伴っていないスロープを使用してしまうと最悪の場合、大きな事故や怪我につながるリスクがあるのです。また、加齢に伴う関節の老化よって段差の上り下りが、きついと感じている方にとって、玄関の段差を解消するスロープは長期的に使用する道具となります。
長期的に使用することでどんなにいい玄関スロープでも破損するリスクは高まります。そのため、ただ単に費用が安いからといった理由などで簡易的なスロープの購入はおすすめできません。
段差解消よりも設置の手間が大きい
簡易的な玄関スロープは、その名の通り簡易的に設置できるため、取り外しが可能です。日常的に使う玄関の段差を簡易的なスロープで対応する場合、頻繁に出し入れする必要があります。
玄関内のスロープであれば、常時設置しておくことができますが、屋外の段差の場合、常時設置しておくことでスロープの耐久性を損なうリスクがあります。そのため、出入りのたびに設置する必要があり、設置の手間が大きくなるのです。
そのため、段差解消のために簡易的な玄関スロープの設置はおすすめできません。
介護保険が適応されない場合もある
介護目的で簡易的な玄関スロープの購入をしても、楽天市場やAMAZONなどで簡単に購入することができる簡易的な玄関スロープでは、介護保険の対象外となることが多いです。
介護目的で介護用品と認定されている商品でも、個人で購入する場合、手続きや申請の手間が発生するだけではなく、そもそも認可されないケースがあります。
そのため、介護目的で簡易的な玄関スロープを購入しようとしている方に、簡易的な玄関スロープをネットなどで購入することはおすすめできません。
介護目的で簡易的な玄関スロープを検討されている方は、お住まい近くの自治体に相談しましょう。自治体に相談することで正しい解決策を提案してくれます。
以上、3つの理由から特別な場合を除いて、簡易的な玄関スロープはおすすめしていません。玄関の段差解消したい方は実際にリフォームすることをおすすめしています。
玄関スロープの設置に関して不明な点がある場合には、私たち有限会社シー・ベイトにお気軽にお尋ねください。
初めての外構工事、何から始めればいいの?
見積もりだけでも相談に乗って欲しい!
庭のリフォームや玄関スロープの設置など、日常で馴染みのない外構工事にこんな悩みを抱えていませんか?
そんなあなたにおすすめなのが有限会社シー・ベイトの無料見積もりです。簡単なメールフォームを入力するだけなので、ぜひお気軽にご相談ください!
簡易的な玄関スロープしか対応できない場合のスロープの選び方3選
理由はわかりました。でも、玄関前のスペース的にリフォームはできないんだけど…
上記のようなケースの他にも、玄関前の段差解消に簡易的な玄関スロープでしか対応できない場合の方もいるでしょう。そこで、簡易的な玄関スロープしか対応できない場合のスロープの選び方をまとめたので、参考にしてください。
選び方のポイントは以下の3つです。
それぞれ見ていきましょう。
安定性の高い一枚板タイプを選ぶ
簡易的なスロープは以下のようなタイプに分類されます。
- レールタイプ
- ブロックタイプ
- 一枚板タイプ
上記の様々な使用用途に合わせ、様々な種類のスロープがありますが、玄関の段差解消を目的とするなら一枚板タイプのスロープを選択することをおすすめします。
一枚で作られているスロープなので安定性に特化しており、耐久性に優れていることが多く、長年使っても安心できるタイプとなります。
また車椅子の方でも自走することができるので、幅広く今後に備えることができることも理由の1つです。
段差の高さの12倍の長さのスロープを選ぶ
玄関スロープを設置する際は、スロープの長さが段差の12倍になるようにしましょう。国土交通省の発表によると、12倍以下のスロープを設置してしまうと、スロープの勾配が急になり、車椅子の自走が困難となってしまいます。
足腰の悪い方でも、最低段差の高さの6倍の長さがないと転倒など怪我のリスクが高まります。
そのため、スロープを購入する際は、適切な長さの商品を購入してください。
経年劣化・滑りにくい素材を選ぶ
簡易的なスロープに採用されている素材は複数ありますが、経年劣化しにくいアルミやステンレスでできたスロープを選ぶようにしましょう。中には木材など、雨に濡れると劣化してしまうスロープもあるため注意が必要です。
またアルミやステンレスでできたスロープでも濡れると滑りやすくなってしまうスロープがあるため、ゴムなどの滑りにくい素材で加工されたものを選ぶと良いでしょう。
おすすめしたい簡易的な玄関スロープ3選
本記事では、玄関スロープを簡易的なスロープでまかなうことはおすすめしていません。しかし、住宅の環境上そもそも施工できないケースもあります。
最後に簡易的な玄関スロープしか対応できない方のためにおすすめのスロープを紹介します。
アルミスロープ | Lスロープ | デクパック シニア | |
---|---|---|---|
タイプ | 一枚板 | 一枚板 | 一枚板 |
長さ | 77cm | 100cm | 74cm |
重量 | 4.56kg | 26.3kg | 22kg |
価格 | 12,999円 | 276,540円 | 288,729円 |
出典元 | AMAZON | 公式サイト | AMAZON |
詳細を確認 | 詳細を確認 | 詳細を確認 |
上記の商品は、簡易的なスロープの中でもおすすめです。本記事で解説しているポイントにも当てはまっているのでぜひ参考にしてください。
初めての外構工事、何から始めればいいの?
見積もりだけでも相談に乗って欲しい!
庭のリフォームや玄関スロープの設置など、日常で馴染みのない外構工事にこんな悩みを抱えていませんか?
そんなあなたにおすすめなのが有限会社シー・ベイトの無料見積もりです。簡単なメールフォームを入力するだけなので、ぜひお気軽にご相談ください!
まとめ
今回は簡易的な玄関スロープについて解説してきました。
上記の理由からリフォームをして対応するのがおすすめです。しかし、対応できない方は解説した選び方で選ぶと良いでしょう。
当メディアでは住まいの悩みを解決する方法を解説しています。ちょっとした悩みでも解説しているので、他の記事も参考にしてみてください。
あなたの助力になっていたら幸いです。