自転車置き場を作りたいんだけど何かいい方法はある?
自転車置き場をどこに作るかって悩みますよね…ただ、自転車置き場にはさまざまな工夫を施すことができます!それを紹介しますね!
「新築を建てる際に自転車置き場に悩む」「リフォームを機に自転車置き場が欲しい」などと考えている方も少なくないでしょう。自転車置き場はあると便利ではあるものの、敷地面積などを考慮すると後回しになってしまいがちです。
狭小住宅や建売住宅などの場合は、自転車置き場があっても狭かったり、そもそも自転車置き場をつくるスペースがないこともあるでしょう。ただ、自転車置き場は工夫次第でさまざまな方法があります。
そこで本記事では、戸建ての自転車置き場で工夫できるアイデア10選を紹介します。自転車置き場に必要な広さも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 戸建ての自転車置き場で工夫できるアイデアがわかる
- 戸建てに自転車置き場が必要かわかる
- 自転車置き場に必要な広さがわかる
保有資格:1級建築施工管理技士・1級土木施工管理技士
建設業許可:千葉県知事許可(般・4)第47900号
千葉県に社屋を構える小さな施工店です。規模が小さいからこそできる柔軟な対応力を強みに、お客様の建前ではない本音に耳を傾け、理想を実現することを信条としています。
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戸建ての自転車置き場で工夫できるアイデア10選
さっそく、戸建ての自転車置き場で工夫できるアイデア10選をみていきましょう。
- ガレージに自転車置き場を作る
- 玄関前の軒下を長くする
- サイクルポートを設置する
- 土間玄関にする
- バルコニー下のスペースを活用する
- 屋根のついた中庭にする
- 物置一体型にする
- カーポートを活用する
- テラス囲いを設ける
- サイクルスタンドを設置する
それぞれについて詳しく解説するので、状況にあわせて適した方法をとってみてください。
ガレージに自転車置き場を作る
まずは、ガレージに自転車置き場を作るといった方法がおすすめです。事前に車と自転車を停めるスペースを計算してつくることで、自転車置き場として広々と使うことができます。
また、ガレージであれば自転車を雨や紫外線から守ることもできます。他にも、ガレージに収納を設けておくと、日々使用するヘルメットや雨カッパなどを外で保管することもできるためおすすめです。
ヘルメットや雨カッパなどは、汚れが目立つことから室内に持ち込みづらいものです。ガレージに自転車置き場を作ることで、室内の清潔感も保ちつつ、快適に利用できるでしょう。
玄関前の軒下を長くする
玄関前の軒下を長くするといった方法もおすすめです。玄関前の軒先を長くすることで、玄関ドアの出入りだけでなく、自転車に乗るときも雨を気にすることなく便利に利用できます。
また、軒下に自転車置き場を設けることで、ある程度雨や紫外線を防ぐことも可能です。しかし、軒下を長くするという方法は、住宅の工法やデザインによって対応できない場合があります。
そのため、事前に住宅会社やリフォーム業者に相談した上で行うようにしましょう。
サイクルポートを設置する
敷地に余裕がある場合には、サイクルポートを設置するのもおすすめです。サイクルポートとは、屋根と柱で構成される簡易的な自転車用の車庫のことです。
屋根がついているため、雨に濡れることなく自転車を保管できます。
他にも紫外線による自転車の劣化も防げます!
他にも、軒下からサイクルポートまでの動線を工夫することで、玄関ドアから濡れずに自転車に乗り降りすることもできます。サイクルポートの設置にかかる費用相場は、12万〜35万円程度です。
土間玄関にする
自転車置き場として、土間玄関にするといった方法もあります。土間玄関とは、土足で歩ける土間と玄関を合わせた空間のことです。
一般的な玄関の数倍の広さがあるため、自転車だけでなくアウトドア用品やベビーカーなど、たくさんのものを収納できます。
住まいのデザイン性を向上させることができ、最近では多くの人気を集めています!
また、自転車を室内で保管できるため、雨や紫外線から守ることも可能です。敷地が狭く、外に自転車置き場を作れないといった場合におすすめです。
バルコニー下のスペースを活用する
バルコニー下のスペースが空いているという場合には、自転車置き場にすることでスペースを有効活用できます。バルコニーの広さにもよりますが、雨や紫外線から自転車を守ることができます。
また、玄関ドアからバルコニー下までを軒で繋げば、雨に濡れずに自転車に乗り降りすることも可能です。バルコニー下のスペースはあるものの、自転車が雨で濡れてしまうという場合には、自転車カバーをつけるようにしましょう。
屋根のついた中庭にする
屋根のついた中庭をつくることも効果的な方法のひとつです。中庭に大きな屋根を設ければ自転車だけでなく、アウトドア用品やガーデニング用品など、さまざまなものを収納できます。
また、BBQや読書、洗濯物を干すなど、収納以外の用途でも使用可能です。中庭があるという方は、どんな用途で使うのか考えてみましょう。
物置一体型にする
家のスペースを有効活用するには、「物置」と「自転車置き場」の2つの機能を兼ね備えた物置一体型を取り入れる方法もおすすめです。自転車を置けるだけでなく、アウトドア用品やガーデニング用品など、さまざまなものを収納できます。
また、大型の物置を置いて中に自転車を置くという方法もあります。
設置する物置の大きさにもよりますが、工事費込みで30万円〜で施工できます!
さまざまな商品があるため、敷地面積と停める自転車の台数に合わせて選んでみましょう。
カーポートを活用する
車と自転車をどちらも雨・風から守りたいといった場合には、カーポートを活用するといった方法もあります。カーポートとは、屋根と柱で構成される簡易的な車庫のことです。
広めのカーポートを設置することで、車だけでなく自転車も十分に置けるスペースを確保できます。また、カーポートには、耐風タイプや遮熱タイプなどさまざまな商品が用意されているため、要望にあわせてカスタマイズが可能です。
費用相場としては、車一台用で約10万〜30万円、二台用で約30万〜50万円となっています。
テラス囲いを設ける
庭に自転車置き場を後付けしたいという場合には、テラス囲いがおすすめです。テラス囲いとは、リビングなどのはき出し窓に取り付けるエクステリアのことです。
お部屋感覚で使うことができ、セカンドリビングや自転車をしまうスペースとしても利用できます。庭があるもののあまり使用していない場合や、スペースはあっても庭にするには狭いというような場合におすすめです。
どのようなテラス囲いにするかにもよりますが、費用相場の目安としては30万円〜になります。
サイクルスタンドを設置する
費用を抑えて自転車置き場を作りたいという場合には、サイクルスタンドを設置するのがおすすめです。サイクルスタンドとは、自転車が倒れないようにするためのスタンドのことです。
スーパーや施設の自転車置き場に設置されているものであり、自転車の転倒防止対策になります。しかし、雨や風を凌げないということに注意が必要です。
あくまで簡易的で費用を抑えたい場合に設置するようにしましょう。商品によって値段は異なりますが、大体1.5万円ほどで購入できます。
戸建てに自転車置き場は必要?
ここまで、戸建ての自転車置き場で工夫できるアイデアを紹介してきましたが、そもそも自転車置き場が必要なのか考えることも大切です。自転車置き場を作ったとしても使わなかったり、停める台数が少なかったりするとスペースが無駄になってしまいます。
そのため、戸建てに自転車置き場をつくる必要性を考慮した上で、最終的につくるかを決めることが大切です。戸建てに自転車置き場が必要な理由としては次の3つが挙げられます。
- 雨・風や紫外線から自転車を守れる
- 通行人のイタズラから守れる
- 濡れずに自転車の乗り降りができる
家族全員が自転車を使用し、複数台停める場合には自転車置き場をつくることがおすすめです。また、電動アシスト自転車やマウンテンバイクがある家庭は、自転車の故障や盗難防止のために自転車置き場をつくると良いでしょう。
自転車置き場に必要な広さ
自転車置き場をつくる際には、広さを慎重に決めることが重要です。広さを間違えると使い勝手が悪かったり、場合によっては再度リフォームをしなくてはなりません。
下の表は自転車のタイプごとの大きさをまとめたので、自転車置き場のスペースを決める際の参考にしてください。
自転車のタイプ | 全長 | 全幅 |
---|---|---|
大人用自転車(20~27インチ) | 160~190cm | 40~57cm |
電動アシスト自転車 | 160~190cm | 40~60cm |
子ども用自転車(14~20インチ) | 100~160cm | 40~57cm |
折りたたみ自転車(折りたたみ時) | 75~85cm | 30~40cm |
原付バイク(50cc) | 170~190cm | 55~75cm |
バイク(250cc) | 200~230cm | 70~92cm |
キックボード (小学校高学年~大人) | 90~130cm | 45~66cm |
サイズは、メーカーや型番などによって異なるため、あくまで目安として参考にしてください。
戸建てに自転車置き場を作る際はプロに依頼しよう
戸建てに自転車置き場を作る際はプロに依頼することが大切です。今回紹介した自転車置き場で工夫できるアイデアの中には、自身でDIYで設置できる方法もあります。
しかし、DIYすると施工不良が起きやすく、自転車の故障リスクや安全性への懸念が残ります。そのため、費用はかかりますが、プロに依頼することが賢明です。
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まとめ
当メディアでは住まいの悩みを解決する方法を解説しています。ちょっとした悩みでも解説しているので、他の記事も参考にしてみてください。
あなたの助力になりましたら幸いです。