庭が汚くて片付けたいんだけど、何から始めていいかわからない…
庭の状態が気になって掃除しようとしても何から始めればいいのかわからず、ついそのままにしてしまうこともありますよね…今回はそんな方に汚い庭を片付ける方法をご紹介します!
「汚庭(おにわ)」とは、庭の手入れが行き届かず、荒れたまま放置された庭を指す言葉です。庭にごみが散乱していると、見た目が悪いだけでなく、衛生的なリスクや近隣への迷惑につながる場合もあります。
特に住宅が密集している都市部では、荒れた庭が原因でご近所トラブルが発生するケースも少なくありません。そのため、汚庭と呼ばれる庭の基準やそのまま放置した際のリスクについて知っておくことが大切です。
そこで本記事では、汚い庭を片付ける方法を紹介します。庭が汚くなる原因や対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 汚庭の基準がわかる
- 汚庭を片付けるための具体的な方法がわかる
- 汚庭による近隣トラブルや衛生面のリスクがわかる
- 荒れた庭をきれいに保つための対策がわかる
保有資格:1級建築施工管理技士・1級土木施工管理技士
建設業許可:千葉県知事許可(般・4)第47900号
千葉県に社屋を構える小さな施工店です。規模が小さいからこそできる柔軟な対応力を強みに、お客様の建前ではない本音に耳を傾け、理想を実現することを信条としています。
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汚庭(おにわ)と言われる基準とは?
「汚庭(おにわ)」は、庭の手入れが行き届かず、荒れ果てた状態を指す表現です。庭にごみが散乱していたり、雑草が伸び放題になっている場合、衛生的な問題や周囲への迷惑につながる可能性があります。
特に住宅が密集している都市部では庭の荒れた状態が原因で、近隣トラブルに発展することも少なくありません。では、具体的にどのような庭が「汚庭」と呼ばれてしまうのか、詳しく見ていきましょう。
- ごみが散乱している
- 雑草が好き放題生えている
ごみが散乱している
庭にごみが散らばっている状態は、まさに「汚庭」の代表例と言えます。例えば、ゴミ収集日まで仮置きしていたゴミ袋がそのまま放置されていると、庭全体が雑然として見えます。
さらに、大型の壊れた家具が放置されていると、見た目だけでなく、庭の環境そのものが悪化します。害虫の発生や異臭の原因にもなりかねません。
雑草が好き放題生えている
手入れを怠った庭では、雑草が好き放題に生えがちで、これも「汚庭」を作り出す大きな原因の1つです。雑草が一定以上の高さまで成長すると、庭が荒れて見えるだけでなく、虫が住みつくリスクも高まります。
特に蚊やダニなどの害虫が発生することで、家の中にまで侵入する可能性が増え、衛生面で深刻な問題を引き起こすことがあります。
汚い庭を片付ける方法
庭が荒れてしまうと、見た目が悪くなるのはもちろん、衛生面やご近所への影響も気になるところです。ごみや雑草が放置されることで、害虫が発生しやすくなります。
さらに、場合によっては悪臭や虫害が発生してしまい、日常生活にも支障をきたすことがあります。そこで、ここからは、荒れてしまった庭をすっきりと片付け、再び美しく保つための具体的な方法について紹介します。
- ごみをまとめて捨てる
- 粗大ごみを回収してもらう
- 草刈りをする
- 雑草対策を行う
ごみをまとめて捨てる
最初に手をつけたいのが、ごみの片付けです。庭には家庭ごみやガーデニング用品、壊れた家具など、さまざまなものが散乱していることが多いです。
これらを放置していると庭全体がさらに荒れてしまいます。まずは、燃えるごみやリサイクルごみをしっかり分別し、きちんと処分することが大切です。
特に注意が必要なのは、長期間放置されていたごみ袋です。破れて中身が散らばっていることがあり、悪臭や虫の発生の原因にもなるため、慎重に確認しながら早めに対処しましょう。
また、使わなくなったプランターやガーデニング道具も、つい「いつか使うかも…」と思って残してしまいがちです。ただ、これらが庭を荒らす一因になります。
思い切って処分することが、庭をすっきり片付ける第一歩となります!
粗大ごみを回収してもらう
大きな家具や家電、ガーデニング用品などの粗大ごみは、自治体の粗大ごみ回収サービスを利用して処分しましょう。多くの自治体では事前予約が必要なため、インターネットや電話で回収日を予約し、ごみを出しておけば手軽に処分が進みます。
もし自治体の回収日と都合が合わない場合、自分で処理施設に持ち込むことも可能です。さらに、自分では運び出せない大きなものがある場合は、民間の不用品回収業者に依頼することも考えましょう。
業者によってはリサイクル可能なものを買い取ってくれるサービスもあり、効率よく片付けが進む上に、時間と手間を省ける利点があります。
草刈りをする
ごみが片付いたら、次に取り組むべきは雑草の刈り取りです。雑草を放置すると、どんどん広がり、害虫が繁殖しやすくなる原因にもなってしまいます。
草刈りは手作業でもできますが、広範囲に雑草が生えている場合は、電動草刈り機を使うことで作業時間を大幅に短縮可能です。根元までしっかりと刈り取れるため、雑草が再び生えにくくなる効果も期待できます。
雑草を取り除く際には、根元からしっかりと引き抜くことが重要です。表面だけを刈ってしまうと、すぐにまた雑草が生えてきてしまいます。
少し手間がかかりますが、根まで丁寧に処理することが長期的な雑草対策につながります。刈り取った雑草は放置せず、きちんとまとめて処分するか、堆肥として再利用するのも良いでしょう。
雑草対策を行う
草刈りが終わったら、今後雑草が生えないように対策を講じておくことが大切です。最も効果的な方法は、防草シートを敷くことです。
庭全体に防草シートを敷くことで雑草の成長に必要な日光を遮断し、新たな雑草の発生を防げます。さらに、シートの上に砂利やウッドチップを敷くことで、庭の見た目が整うだけでなく、雑草対策の効果も向上します。
また、除草剤を定期的に使用することで、残った雑草や新たに生えてきた雑草を効果的に除去することも大切です。防草シートや除草剤をうまく活用しながら定期的に草刈りを行うことで、きれいな庭を長期間維持できます。
なお、次の記事では雑草の生えない庭にリフォームする9つの方法を紹介しているので、あわせて参考にしてください。
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庭が汚くなる原因
ここからは、庭が荒れてしまう具体的な原因を4つにまとめて紹介します。
- 捨てにくい物が多い
- ごみを置く場所がない
- 雑草対策が不十分
- 正しい捨て方を知らない
捨てにくい物が多い
庭が散らかる原因の1つに、処分に困ったものを放置してしまうことがあります。古い家具や使わなくなった家電など、捨てるのが面倒なものはどうしても後回しにしがちです。
特に回収に費用がかかる場合、「とりあえず庭に置いておこう」と考えてしまい、そのままになっていることも…
さらに、「いつか使うかもしれない」と思って処分をためらうと、気づけば庭が物置のようになってしまいます。こうして少しずつ物が増えていくことで、庭全体が荒れてしまうことはよくあります。
ごみを置く場所がない
庭が汚れてしまう理由の1つとして挙げられるのは、ごみや不用品を一時的に置くスペースがないことです。家の中に十分な収納スペースが確保できていない場合、庭にごみを仮置きしてしまうことが大きな問題となることもあります。
特に生ごみや燃えるごみなどは、においや害虫が気になるため「収集日まで庭に出しておこう」と思ってしまうケースが多いです。ですが、これが積み重なると庭全体が荒れてしまうことに繋がりかねません。
さらに、庭にごみを置く際に、専用のごみ箱や物置がない場合、袋が地面に直接置かれてしまうことがあります。しかし、風でごみが飛ばされたり、雨でごみが濡れて散らばったりする可能性があります。
このような小さな問題が重なることで、結果的に庭の見た目が悪化してしまい、綺麗に保つのが難しくなるのです。
雑草対策が不十分
庭が汚れて見えるもう1つの原因として、雑草が伸び放題になってしまうことが挙げられます。特に忙しい日々を送っていると、どうしても雑草の手入れが後回しになってしまいがちです。
一度雑草が伸びきってしまうと、草刈りに時間と労力がかかるため「面倒だから後にしよう」と思ってしまう気持ちも無理はありません。ですが、その結果、さらに状況が悪化することになりかねません。
特に広い庭の場合、雑草の手入れは大変な作業となり、放置してしまうと庭全体がすぐに荒れてしまいます。定期的な草刈りや防草シートの使用など、適切な対策を怠らないことが重要です。
正しい捨て方を知らない
庭が汚くなってしまう原因の1つに、「ごみの正しい捨て方を知らない」という問題があります。粗大ごみや不用品の処分方法を知らない、地域のごみ収集ルールを把握していないと、ごみを溜め込んでしまいがちになります。
粗大ごみは予約が必要なことが多く、出せる曜日が限られている場合もあるため、後回しにしてしまう人が少なくありません。また、庭で発生する剪定した枝や落ち葉といった自然ごみも、適切な処理方法を知らないとどんどん溜まってしまいます。
庭が汚いことによる危険性
庭が汚れたまま放置されていると、さまざまなリスクを引き起こす可能性があります。荒れた庭は、衛生面に悪影響を及ぼすだけでなく、近隣住民とのトラブルや防犯上の問題を引き起こす原因にもなりかねません。
ここでは、庭が汚れていることによって発生する具体的な危険性を3つにまとめて紹介します。
- 害虫や害獣が多くなる
- ご近所トラブルに発展しやすくなる
- 泥棒に入られやすくなる
害虫や害獣が多くなる
庭に雑草が生い茂り、さらにゴミや不用品が放置されている状態が続くと、害虫や害獣が集まりやすくなるため注意が必要です。例えば、放置された物の隙間や湿気がたまりやすい場所には、ゴキブリや蚊が好んで住み着きます。
さらに、ネズミなどの害獣が侵入することもあります。こうした害虫や害獣は、家の中にまで侵入することが多く、衛生面や健康面に深刻な問題を引き起こす原因となりかねません。
また、荒れた庭は野良猫や野良犬がトイレ代わりに利用することも増え、糞尿による悪臭や衛生問題が発生することがあります。日常生活を不快にするだけでなく、近隣住民にも迷惑をかけてしまい、ご近所トラブルの原因になりかねません。
ご近所トラブルに発展しやすくなる
庭が荒れていると、それが原因でご近所トラブルに発展するリスクも高まります。風で飛ばされたゴミや庭から隣家に伸びた雑草が他の家の敷地に入ってしまうと、隣人から苦情を受けることが少なくありません。
また、隣家の景観を損ねてしまい「きちんと手入れをしてほしい」と感じるご近所の方が増えることも考えられます。
さらに、庭から発生する悪臭や害虫は近隣住民にも大きな影響を与えます。自分にとっては気にならないことでも他人にとっては大きなストレスとなりがちです。
特に害虫が自分の庭だけでなく隣家にも侵入するような事態が起こると、トラブルが深刻化するため、庭の手入れを欠かさずに行うことが非常に重要です。
泥棒に入られやすくなる
庭が荒れていると、防犯面でのリスクも高まります。手入れが行き届いていない庭は、住人が不在であったり、あまり管理されていない家だという印象を与えます。
その結果、泥棒に狙われやすくなるのです。さらに、荒れた庭は「戸締まりが甘いかもしれない」という誤った印象を与えやすく、泥棒に目をつけられやすくなります。
汚庭にならないための対処法
庭をきれいに保つためには日々の手入れが大切ですが、それだけでは持続的な美しさを維持するのは難しいものです。
手間を減らしながらも庭を美しい状態に保つためには、日々のメンテナンスに加え、長期的な対策を講じることが不可欠です。ここでは、汚庭にならないための具体的な方法をいくつかご紹介します。
- タイルやコンクリートを設置する
- 防草シートを敷く
- 人工芝を敷く
タイルやコンクリートを設置する
雑草を防ぐための最も手っ取り早い方法として、庭全体をタイルやコンクリートで舗装することがおすすめです。これらの素材は、雑草が生える隙間を作らないため、雑草の発生をほぼゼロに抑えられます。
また、見た目もすっきりしており、掃き掃除や水で流すだけで清潔感を保てます。特に忙しい方や、なるべく手間をかけたくない方には最適な選択肢と言えるでしょう。
ただし、タイルやコンクリートのみで庭を構成すると、全体的に無機質な印象を与えることがあります。そのため、デザイン面でタイルの色やパターンを工夫したり、適度に植栽を取り入れ、庭に自然な温かみを加えることが大切です。
また、タイルやコンクリートは転倒した際に怪我をしやすいという欠点もあります。小さなお子様やご高齢の方がいる家庭では、滑り止めのマットやクッション性のある素材を併用することで安全性を高めることが可能です。
防草シートを敷く
手軽に雑草を防ぎたい場合には、防草シートを使うのが効果的です。防草シートを地面に敷くことで、雑草が光合成できなくなります。自然と雑草が生えにくくなるため、定期的な手入れの手間を大幅に減らせます。
防草シートの設置は簡単で、一度敷いてしまえば頻繁な草むしりの必要がなくなります。特に広い庭を持つ方や、日常的に手入れに時間をかけられない方には非常におすすめです。
さらに、防草シートの上に砂利を敷くことで、見た目も自然で美しくなります。雑草が生えにくくなり、雨水の排水も促進されるという利点があります。
ただし、完全にメンテナンスが不要になるわけではありません。手入れの頻度を大幅に減らせ、忙しい方でも管理がしやすい環境を作り出せます。
人工芝を敷く
もう1つの有効な対策として、人工芝を敷く方法があります。人工芝は見た目が天然芝に非常に近く、四季を問わず美しい緑を楽しめ、雑草対策としても優れた効果を発揮します。
さらに、天然芝と異なり、芝刈りや水やり、肥料の必要がありません。忙しい方でも手軽に美しい庭を維持できるのが大きな魅力です。
ただ、初期費用は天然芝に比べて高くなることが多いです。長期的に見ればメンテナンスにかかる手間や費用が大幅に削減でき、コストパフォーマンスの面でも非常に優れています。
庭でリラックスした時間を楽しみたい方や、家族で安心して過ごせるスペースを求めている方には、非常に良い選択肢と言えるでしょう。
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本記事の要点まとめ
Q.汚庭(おにわ)と呼ばれる基準は?
庭にごみが散乱していたり、雑草が生い茂っている状態は汚庭と見なされます。この状態が続くと衛生面でのリスクや近隣トラブルに発展する可能性があります。詳しくはこちら。
Q. 荒れた庭を片付けるための方法は?
まずは散乱したごみの分別と処分から始め、粗大ごみの回収や雑草の刈り取りを行いましょう。特に長期間放置されたごみは、悪臭や害虫の原因となるため早めの対処が必要です。詳しくはこちら。
Q. 荒れた庭を予防するための対策は?
タイルやコンクリートで舗装する、防草シートを敷く、または人工芝を導入することが効果的です。これらの対策で雑草の発生を防ぎ、美しい庭を維持しやすくなります。詳しくはこちら。
Q.汚庭によるリスクにはどのようなものがありますか?
害虫・害獣の発生、ご近所トラブル、防犯リスクが挙げられます。特に害虫の増加や悪臭は近隣にも影響を及ぼすため、早めの対策が重要です。詳しくはこちら。
当メディアでは住まいの悩みを解決する方法を解説しています。ちょっとした悩みでも解説しているので、他の記事も参考にしてみてください。
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