屋根塗装はどのような流れで進んでいくの?
屋根塗装は全10工程で進んでいきます!それぞれ詳しく解説しますね!
10年に一度の頻度で必要となる屋根塗装。頻繁に行うものではないため、流れがわからず漠然とした不安を抱えている方も少なくないでしょう。
業者の中には、屋根塗装の工程や詳細を説明してくれないところもあります。必要な工程が省かれていた場合には、仕上がりが悪くなったり、耐久性が低くなることがあるため注意しなければなりません。
そこで本記事では、屋根塗装の流れや屋根塗装時の4つの注意点について解説していきます。事前に屋根塗装の流れを知り、後悔しないためにも最後まで読んでみてください。
- 屋根塗装の流れが詳細にわかる
- 屋根塗装時の注意点がわかる
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また、以下の記事では屋根塗装のタイミングや費用相場、メリット・デメリットなどを網羅的にまとめていますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
保有資格:1級建築施工管理技士・1級土木施工管理技士
建設業許可:千葉県知事許可(般・4)第47900号
葉県に社屋を構える小さな施工店です。規模が小さいからこそできる柔軟な対応力を強みに、お客様の建前ではない本音に耳を傾け、理想を実現することを信条としています。
屋根塗装の流れ
さっそく、屋根塗装の流れを見ていきましょう。屋根塗装の大まかな流れと必要な日数を以下の表にまとめました。屋根の劣化状況や塗装業者によって細かい工程が異なる場合があるため、目安として参考にしてください。
それぞれの工程については以下で詳しく解説していきます。
屋根塗装の流れ①近隣挨拶
1つ目の工程は、近隣挨拶です。まずは近隣の住宅に伺い、屋根塗装をすることや工事の日程などを伝えます。近隣への挨拶はトラブルを防ぐために非常に重要です。
塗装業者に任せっきりにするのではなく、できる限り一緒に挨拶に伺うようにしましょう!
施主も一緒に挨拶に伺うことで、近隣住人の印象も良くできます。また、中には近隣挨拶をしないで施工に入る業者もあるため、見積もりの段階で近隣挨拶をしてくれるか確認しておくことが大切です。
屋根塗装の流れ②現場確認
2つ目の工程は、現場確認です。現場確認は足場を設置する前に行い、屋根の劣化状況や劣化箇所を確認します。
契約前の見積もり時にも、屋根の劣化状況や劣化箇所を確認しますが、再度確認を行います!
現場確認の際には、施主が立ち会うことが一般的です。また、施主の許可を得て、足場設置や塗装の際に作業の妨げになりそうな物があった場合には、他の場所へ移動させます。
現場確認は足場設置の約1週間前から前日の間に行い、業者によっては近隣挨拶と同日に行います。
屋根塗装の流れ③足場の設置
3つ目の工程は、足場の設置です。近隣挨拶や現場確認が終了したら、足場の設置に移ります。足場は、作業者の効率性と安全性を上げるために非常に重要な工程であり、屋根と外壁の部分に設置していきます。
設置の際には大きな音がするため、音が気になるという方は外出するなどの対策をしておきましょう!
また、設置後には、塗料の飛散や作業者の落下防止を目的にメッシュシートも設置します。
屋根塗装の流れ④洗浄
4つ目の工程は、洗浄です。高圧洗浄機を使用して屋根に付着した汚れやコケ、劣化の進行した古い塗膜を洗い流していきます。
汚れが残っていると塗料が塗りにくくなったり、剥がれやすくなる可能性があるため、屋根塗装における洗浄は非常に重要な工程です!
天候や気候によっては、洗浄後に乾燥させる日を設ける場合があり、作業日程が多少前後することもあります。また、洗浄中に窓やドアを開けておくと、室内に洗浄水が入ってくる可能性があるため注意しましょう。
屋根塗装の流れ⑤下地処理
5つ目の工程は、下地処理です。下地処理はひび割れや釘の処理、部材交換など、屋根材を塗装ができる状態に補修・調整する作業のことを指します。
必要な処理は、屋根材の種類や劣化状況によって変化します。
下地処理は1日で終わる場合がほとんどですが、状況によって2日以上かかることもあるため注意しましょう!
屋根塗装の流れ⑥養生
6つ目の工程は、養生です。養生とは、ビニールやテープ、布などを使用して塗料の飛び散りを防ぐ作業のことを指します。塗装しない部分に塗料が付着したり、近隣に塗料が飛散しないように、外壁や窓、ドアなどを養生シートで覆います。
特に、近隣への塗料の飛散はトラブルにつながりやすいため注意が必要です!
また、塗装の方法によっては、エアコンの室外機を養生することもあります。養生していても、エアコン自体は普段通りに使用できるため、生活に支障が出ることはありません。
屋根塗装の流れ⑦下塗り
7つ目の工程は、下塗りです。養生まで完了したら、実際の塗装に移っていきます。
塗装は、下塗りと中塗り・上塗りの3回塗りをするのが一般的です!
中でも下塗りは、ひび割れの補修をしたり、屋根材と上塗り塗料の接着剤としての役割を担っています。下塗りが適切に行われないと、どんなに良い塗料を使用したとしてもムラができたり、剥がれたりしてしまいます。
そのため、品質・仕上がりに関わるとても重要な工程です。
屋根塗装の流れ⑧中塗り・上塗り
8つ目の工程は、中塗り・上塗りです。中塗り・上塗りは仕上げの工程であり、見た目にもこだわって丁寧に仕上げていきます。下塗り後や中塗り後には、一定の乾燥時間をおく必要があり、屋根塗装の中で最も時間のかかる作業です。
多くの場合は、中塗り・上塗りには同じ上塗り塗料を使用します!
スレート屋根の場合は、塗装後に屋根材の下に入った水分や湿気を排出するための隙間を作り、水の通り道を確保する作業の縁切りを行います。
屋根塗装の流れ⑨完了検査
9つ目の工程は、完了検査です。塗装が完了したら、足場を解体する前に屋根塗装の最終確認を行います。施主は足場に上がれないため、地面やベランダなどから見える範囲で確認します。
屋根の状況が見えづらかったり、しっかりと確認したい場合には、業者に写真や動画を撮ってもらうようにしましょう!
足場の解体後に手直しは難しいため、仕上がりに問題がないか、塗り残し箇所がないかなど、念入りに確認しておくことが重要です。
屋根塗装の流れ⑩足場の解体
最後の工程は、足場の解体です。完了検査を行い問題がなければ、足場の解体に移って工事完了になります。
また最後に、工事中にご不便をおかけした旨とご協力いただいた感謝の気持ちを伝えるために近隣住人へ挨拶回りを行います。開始前の挨拶と同様に業者がやってくれることが多いです。
全てが完了したら、屋根塗装の保証書が発行される場合には忘れずに受け取るようにしましょう!
屋根塗装時の4つの注意点
ここからは、屋根塗装時の注意点について解説していきます。気をつけるべきポイントは、以下の4つです。
以下でそれぞれ解説するため、ぜひ参考にしてください。
塗装中は窓を開けられない時がある
1つ目の注意点は、塗装中は窓を開けられない時があることです。先述したように、屋根の洗浄中や塗装中は洗浄水や塗料が飛んでくる可能性があるため、窓を開けられません。
厳密に言うと、塗装中は窓を開けられないわけではありませんが、塗料のニオイが室内に入り込んでしまうためおすすめできません。また、吹き付け塗装の場合には、塗料が飛散しやすいという理由から窓を開けられない可能性があります。
屋根塗装中に窓を開けたいという方は、事前に業者に確認するようにしましょう!
塗装中は洗濯物を干せない
2つ目の注意点は、塗装中は洗濯物を干せないということです。洗濯物が洗浄水や塗料で汚れてしまったり、作業の妨げになるという理由から塗装中は洗濯物を外に干せません。
そのため、屋根塗装中は室内干しをしたり、乾燥機を使用する、コインランドリーを利用するなどして対策する必要があります。
塗装工事が始まってから困らないように、事前に洗濯物をどうするのか決めておくようにしましょう!
塗料選びが重要
3つ目の注意点は、塗料選びが重要ということです。屋根塗装で使用する塗料は、どんな塗料でも良いわけではありません。
塗料によって費用や耐用年数が異なるため、予算に合わせて適切な塗料を選ぶようにしましょう!
一般的に耐用年数が長い塗料の方が価格が高い傾向にありますが、長期的に見るとお得になる場合があります。依頼先の業者と相談しつつ、どの塗料を選ぶか決めてみてください。
業者の言うことを鵜呑みにして、何も考えずに選ぶことは避けましょう。
アフターフォローを確認する
4つ目の注意点は、アフターフォローを確認することです。完了検査時の仕上がりに問題がなかったとしても、施工後に塗装が剥がれたり、塗りムラが見つかるなど、問題が発生することがあります。
アフターフォローがしっかりしていれば、施工後に問題が発生しても責任を持って対応してくれます。
そのため、事前に依頼する業者のアフターフォローの内容を確認しておきましょう!
保証の範囲や内容、期間、屋根塗装で起こりやすい問題に対応しているかを確認しておくことが重要です。
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まとめ
当メディアでは住まいの悩みを解決する方法を解説しています。ちょっとした悩みでも解説しているので、他の記事も参考にしてみてください。
あなたの助力になりましたら幸いです。