駐車場に屋根を作る場合、費用はいくらかかるの?
駐車場に屋根を作る際の費用相場は、約10万円〜30万円になります!屋根のサイズや機能によっても変わるため、詳しく解説していきます!
屋外の駐車場に屋根を作る際には、カーポートを設置することが一般的です。カーポートとは、雨や雪から車を守る壁のない車庫のことを指します。
三方を壁で囲まれているガレージとは異なり、設置費用のリーズナブルさや、車の出し入れがしやすいといった理由から人気です。カーポートの設置にかかる費用は、車の台数やカーポートの機能によって異なります。
また、場合によっては、カーポート自体の価格と工事費以外の費用がかかることもあるため、事前に必要な知識を入手しておくことが重要です。
そこで本記事では、駐車場にカーポートを設置する費用相場や設置する際の注意点について詳しく解説していきます。のちに後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください。
また、以下の記事では駐車場リフォームの費用や流れ、注意点などを網羅的に解説していますので、検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
- 駐車場にカーポートを設置する費用相場がわかる
- 駐車場にカーポートを設置する際の注意点がわかる
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保有資格:1級建築施工管理技士・1級土木施工管理技士
建設業許可:千葉県知事許可(般・4)第47900号
千葉県に社屋を構える小さな施工店です。規模が小さいからこそできる柔軟な対応力を強みに、お客様の建前ではない本音に耳を傾け、理想を実現することを信条としています。
駐車場に屋根をつけたいならカーポートを設置しよう
先述したように、駐車場に屋根をつけたいならカーポートを設置するのが一般的です。
カーポートとは、柱と屋根のみで構成された簡易的な車庫のことです。低コストで車を雨や雪、夏場の強い日差しから守れるとして人気を集めています。
カーポートには、一般的に「片流れタイプ」と「両側支持タイプ」の2つの種類があります。片流れタイプは、左右のどちらかに2本以上の柱を設けて屋根を固定する製品です。
狭い敷地にカーポートを設置する際に適しており、車の出し入れが容易にできます。基本的には、一台分の駐車場に多く採用されています。
両側支持タイプは、両側の柱から屋根を固定するタイプであり、耐久性が高いことが特徴です。両サイドにパネルを設置すれば、横からの雨や風の影響を抑えることも可能です。
基本的には、複数台の駐車場に多く採用されています。駐車場の広さや所有している車の台数に合わせて、適したタイプを選びましょう。
駐車場に屋根(カーポート)を設置する費用相場
カーポートが何かわかったところで、駐車場にカーポートを設置する費用相場をみていきましょう。カーポートを設置する際の費用は、何台分のカーポートを設置するかによって異なります。
以下に台数ごとの費用相場をまとめたので、目安として参考にしてください。カーポートを設置する際の費用の内訳は、カーポートの本体価格+工事費用です。
台数 | 費用相場(本体価格+工事費用) |
---|---|
一台用 | 約10万〜30万円 |
二台用 | 約20万〜60万円 |
三台用 | 約40万〜80万円 |
四台用 | 約90万〜120万円 |
以下でカーポートの本体価格と工事費用について詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
カーポートの費用
カーポートの本体価格は、屋根のサイズや支柱の高さ、備えさせるオプション機能、製品の素材によって異なります。おおよその費用相場は以下の通りです。
台数 | 費用相場(本体価格) |
---|---|
一台用 | 約10万〜30万円 |
二台用 | 約30万〜50万円 |
三台用 | 約50万〜70万円 |
四台用 | 約40万〜90万円 |
アルミフレームに透明のポリカーボネート材の屋根パネルを付けた、定番の素材の製品であれば一台用で約9万円と費用を抑えられます。一方で、フレームに木目調を取り入れたデザイン性の高い製品にすると、一台用で約13万〜18万円が相場です。
また、地域によっては耐雪タイプのようなオプション機能が必要な場合があり、その際には上記の価格にオプション費用がプラスされます。代表的なオプション機能と費用相場は以下の通りです。
オプション機能 | 費用相場 |
---|---|
耐風タイプ | 約2万円 |
耐雪タイプ | 約1万〜15万円 |
遮熱タイプ | 約2万円 |
UVカットタイプ | 約10万円 |
一般的に、カーポートは耐風設計になっていますが、特に風が強い地域の場合は耐風オプションをつけると良いでしょう。予算に合わせて、オプション機能をつけるか検討してみてください。
工事にかかる費用
続いて、工事にかかる費用を見ていきましょう。工事費用の内訳と相場は以下の通りです。リフォーム会社によって費用が異なるため、あくまで目安として参考にしてください。
工事内容 | 費用相場 |
---|---|
基本取付工事 | 約5万円 |
コンクリート打設工事 | 約2万円/㎡ |
コンクリート地面のはつり工事 | 約1万円 |
カーポートの設置にかかる工事費用は、駐車場がコンクリートかどうかで大きく異なります。駐車場がコンクリートの場合、コンクリート打設工事は必要ありません。
はつり工事から開始できるため、費用を抑えることが可能です。
駐車場に屋根(カーポート)を設置するメリット
駐車場にカーポートを設置することで以下のようなメリットを享受できます!
- 車が汚れにくくなり、洗車の手間を減らせる
- 雨の日の車の乗り降りが楽になる
- 雨の日は物干し場としても活用できる
- 自転車やバイクなどを置くスペースを確保できる
カーポートを設置する大きなメリットは、雨の日の車の乗り降りが楽になることでしょう。買い物で買った物を濡らさずに家の中に運び込めたり、高齢の方や小さなお子さんが焦らず乗り降りできます。
また、駐車以外のさまざまなことに活用できることも、カーポートを設置することのメリットです。洗濯物を干せたり、ちょっとした作業を雨に濡れずに行えます。
アイデアによっては、現状の生活をより豊かにできるでしょう。
駐車場に屋根(カーポート)を設置する際の注意点
ここからは、駐車場にカーポートを設置する際の注意点を紹介していきます。気をつけるべきポイントは以下の3つです。
それぞれ以下で詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
建ぺい率を超えないようにする
1つ目の注意点は、建ぺい率を超えないようにすることです。
建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のことを指します!
一般的に、建ぺい率は土地ごとに上限が決められており、建ぺい率を超えて建築物を建てることはできません。カーポートは設置すると建築面積に合算されます。
そのため、すでに建ぺい率の上限に達している場合には、カーポートが設置できないということに注意が必要です。しかし、自治体によっては、一定の条件を満たすことで『建築面積の不算入措置』が適用され、設置できる場合もあります。
あとで後悔しないためにも、建ぺい率の確認とお住まいの地域の『建築面積の不算入措置』について事前に調べておきましょう。
建築確認申請を忘れない
2つ目の注意点は、建築確認申請を忘れないことです。
建築面積が10㎡以上のカーポートを設置した場合、工事前に「建築確認申請」を行う必要があります!
建築面積が10㎡以上の目安としては、2台以上のカーポートが当てはまります。そのため、2台以上のカーポートを設置する場合には、建築確認申請を忘れないようにしましょう。
また、10㎡以下のカーポートでも、防火地域や準防火地域内に建てる場合は建築確認申請が必要です。建築確認申請の費用としては10万円が相場のため、想定外の出費に困らないように、事前に把握しておきましょう。
カーポートの位置や広さは慎重に決める
3つ目の注意点は、カーポートの位置や広さは慎重に決めることです。リフォーム後に、駐車しにくい、使いづらいと後悔しないためにも、幅と奥行きにはゆとりを持つことをおすすめします。
また、将来の車の買い替えを想定してプランを立てることも大切です。現在の車に合わせた広さにすると、買い替え後に狭くて使いづらいといった悩みが発生する場合もあります。
依頼先のリフォーム業者と相談しながら、適切な広さ、位置にカーポートを設置するようにしましょう!
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まとめ
当メディアでは住まいの悩みを解決する方法を解説しています。ちょっとした悩みでも解説しているので、他の記事も参考にしてみてください。
あなたの助力になりましたら幸いです。